みずな(水菜)は、アブラナ科アブラナ属の野菜で、日本の京都が原産である。施肥の必要がなく、畑の
畝と畝の間に水を引いて栽培し、水と土があれば育ったことから「みずな」と呼ばれるようになったといわれている。
かつては関西地方でのみ知られていた京都伝統野菜のみずなだが、2000年以降、シャキシャキとした食感とくせのない味、料理を映えさせる緑色の細い葉が、サラダ需要とマッチして人気となり、急速に全国に広まり、現在では全国の市場に一年中出回っている。もともとは寒さが本格的になる頃が旬で「みずなが並び始めると冬本番」といわれたほど、霜に当たることで繊維が柔らかくなり、味わい深くなる冬野菜である。
細かいギザギザの切れ込みのある葉が特徴的なよく見かけるみずなのほか、丸みを帯びた細長いスプーンのような形の葉で、京都府の
壬生地方で栽培されていた変種の
壬生菜、茎の色が紫色の赤みずな(赤軸みずな)などもある。