1人当たりの年間購入数量は増加傾向にあり、平成28年の1228グラムから令和5年には1541グラムと313グラム増加した。 令和2年以降はコロナ禍での家庭内調理などが増えたこともあり、1600グラム前後で推移した。
近年の東京都区部における小売価格は、1キログラム当たり約600~750円台で推移している。
ブロッコリーは「栄養素の宝庫」と呼ばれるほど、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を含む緑黄色野菜であり、火を通しても鮮やかな緑が映えるため、食卓やお弁当の彩りとして年間を通して需要がある。また比較的たんぱく質を多く含んでおり、昨今の健康志向の高まりや、筋肉を意識したボディメイキングを行う人の増加など、ブロッコリーの魅力がさまざまな観点から注目を浴び、需要が伸びている。