キャベツは野菜の中で最も購入量が多く、販売価格に関係なく安定している。1人当たりの年間購入量を見ると、平成27年以降は6000グラム前後で推移していたが、コロナ禍による家庭内消費の増加などにより、令和3年は6338グラムと過去10年間で最も多い。
小売価格(東京都区部)の動向を見ると、平成27年以降は1キログラム当たり200円前後で推移している。
キャベツに多く含まれるビタミンCやビタミンUは、水溶性のため、サラダや浅漬け、汁ごと食べられるスープや鍋物が効率的に摂取できる。
産地をリレーして栽培することで周年供給されるが、収穫の季節や産地によって品種や味が異なるため、それぞれの特徴を知って年間を通じておいしく食べたいものである。
お詫びと訂正
「野菜情報」の掲載内容に誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げますと共に、以下の通り訂正いたします。
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2023年2月号 今月の野菜 にんじんの需給動向(29ページ 令和3年産の主産地の単収