ケールとブロッコリーをかけ合わせたスティック状のブロッコリーで、葉の部分がケールのケールブロッコリーです。2018年に販売を開始しました。この野菜の優れた点は、栄養価が高い高機能野菜であること。βカロテン、ビタミンC、葉酸などの含有量が高く、スーパーフードと呼ばれるケールの約1.2倍の葉酸値を含むと言われています。また、食味も良く、ケールの苦みが苦手な子供も多い中、ケロッコは苦みが少なく甘くておいしいと子供も喜んで食べてくれます。まさに令和のスーパーフードとして期待されている野菜です。
●優れた食味
ケール特有の苦みが少なく、甘みがあっておいしい。野菜嫌いな方も召し上がりやすい。特に野菜嫌いの子供におすすめです。
●調理が簡単
葉、茎、花蕾すべて食べられます。茎は歯ごたえがあり食感も楽しい。電子レンジで下ごしらえをすることで、歯ごたえを残しつつおいしく召し上がれます。
●栽培シーズン
12月から2月末頃がケロッコの旬。菜花のように次から次にでてくる葉を収穫できるため、栽培効率が良い品種です。
●加工にも適した新野菜
ケールと同様、青汁や野菜ジュースなどの原料にも使われていますが、独特なえぐみがないため、他の果物などで薄める必要が少なく、より効果的に栄養を摂取することができます。
さらにこのケロッコの優れた点は、花蕾を収穫し終えた大きな葉っぱの部分がケールと同様、加工原料となること。品種デビューしてからまだ3年ほどと日が浅いこともあり、このことに気付く前は、ケロッコ収穫後の葉は
圃場にすき込むか廃棄していたそうです。
スーパーフードとしてケールが注目されている昨今、捨てていた葉を利用しないともったいないと奮起し、ケロッコサミットが立ち上げられ、生産者、流通業者、カット業者、加工業者が意見を交わしながら、製品化に向けてさまざまなチャレンジをしています。
【ケロッコ農産加工品】
東京都葛飾区青砥にある米菓製造業「富士見堂」とのコラボレーション商品です。帆立と干ししいたけの旨みと独自の味付けの工夫によって、海苔のような風味を感じさせた商品となり、大好評に!野菜嫌いの子供もパクパク食べると子育て世代からも大人気です。健康に気遣う方々からも人気が高く、リピーターも多い商品です。
埼玉県入間郡にある豆腐店「越生こだわりとうふ藤屋」とのコラボレーション商品です。何度も試作を繰り返し、国産大豆の甘みとケロッ葉の緑が相まった、目にも舌にもおいしい豆腐になりました!今後はケロッ葉甘酒、ケロッ葉パン、ケロッ葉うどんなど、美しい緑色と機能性を活かしてさまざまな食品と組み合わせた商品づくりを目指しています。