ホーム > 野菜 > 野菜の情報 > 令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜の消費動向調査結果 前編(卸売・仲卸業者および小売業者)
(1)調査方法
郵送によるアンケート調査
(2)調査対象
卸売・仲卸業者10社
(3)調査期間
2023年1月31日~2023年2月7日
(4)調査結果の概要
・販売先割合の変化として、野菜では、量販店・一般小売店の割合が増加し、また量販店においては非接触販売であるEC(電子商取引)や宅配の需要が高かった等の回答があった。
・実需者や消費者ニーズの変化として、野菜では、家庭での食事が増えたことで、労力や時間の短縮に「カット野菜」「冷凍野菜」「惣菜・弁当」に関する需要の増加が感じられた等の回答があった。
・新型コロナウイルス感染終息後の実需者や消費者ニーズの変化として、野菜では、3年間でライフスタイルに変化が生じ、感染が終息してもすぐには元に戻らず、非接触型の購入方法は増加し、「冷凍食品」は長期保存が出来るため食生活の中で占める割合は今後も増加する等の回答があった。
(5)アンケート結果
(1)調査方法
郵送によるアンケート調査
(2)調査対象
小売業者8社
(3)調査期間
2022年12月27日~2023年1月31日
(4)調査結果の概要
・販売方法の変化として、野菜では、買い物頻度の減少により一度に大量購入やネットスーパーの利用が増え、日持ちのする野菜、冷凍野菜、大容量パックなどが多く出るようになった等の回答があった。
・新型コロナウイルス感染終息後の消費者ニーズの変化として、簡便化商品による家庭内調理の負担軽減や、国産商品の美味しさ、EC(電子商取引)購入の利便性などを消費者が経験したことから、これらの需要は終息後も続くなどの回答があった。
(5)アンケート結果
次号(10月号)では、消費者向けのアンケート調査結果を報告する。