ホーム > 野菜 > 野菜の情報 > 愛知県 JAあいち中央 ~ハウス栽培でちんげんさいの周年安定供給を実現!~
(1)収穫作業
定植後、25~50日程度で収穫作業が始まる(写真5)。収穫は、一株一株手作業で行っており、根を切り落とした後、大きさを確認しながら箱詰めを行う。
(2)出荷規格・出荷先
主な出荷形態は、段ボール箱(1箱2キログラム)であり、出荷が多い4、5月は、約3000箱/日を出荷している。規格は、段ボール出荷のバラ詰め秀品5階級とA品(表)、袋詰めの2階級の合計8階級である。
販売先は、中京圏を中心に、北陸、関西、関東の計14の市場に幅広く出荷している。
(3)出荷の工夫
高品質なちんげんさいを出荷するために、毎月、目揃え会を実施し、部会員ごとに一箱ずつ重量や株の大きさの揃い、病虫害がないかなどを確認し、部会員の出荷規格を統一している(写真6)。
また、3月中旬から10月にかけてはJAの集出荷施設(写真7)で真空予冷を行うことで、品温を下げ、品質の劣化を抑えている(写真8)。