北はるか農業協同組合 農産課長 菅野 能弘
また、当JAでは、南瓜生産部会において下記のように栽培基準を設定し、品質の良い南瓜を提供できるよう日々努力しています。
JA南瓜生産部会栽培基準
3.出荷体制
当JAの南瓜は、秀品、優品を4玉~9玉の10kg詰めのダンボールで出荷しています。
また、下記のように統一取扱基準を設定しています。
選果の様子
アスパラガス選別施設と混用
4.販売戦略
JA北はるかの南瓜栽培は、昭和58年ごろから一部の生産者が旬の時期に地先販売を行ったことから始まり、後に生産組合の発足と同時に主に道内へ出荷することになりました。
道内の作型から道内産地は同時期販売となり競合するため、当JAでは市場ごとに定時定量出荷計画を作成することで流通に負担をかけずに安定した販売価格を見出すよう努めています。
また、平成15年より安心・安全の取り組みを重視しており、生産履歴記帳を全戸で記帳し、出荷前には農薬残留検査を行い、信頼のもとで生産を行っています。
国産南瓜の品種名を問われると大抵は「えびす」と言われると思われます。そして近年では主に粉質系が求められるなか、現在も「えびす」に拘って栽培しているのは、単に栽培しやすいからという訳ではなく、この北海道の風土に合って本当に美味しく綺麗な姿をした南瓜を作ろうという個々の生産者の強い意志によって作られています。
かぼちゃは、緑黄色野菜の中ではニンジン、ホウレン草に並ぶくらいの人気の高さを持ち、ビタミン、ミネラル、繊維質など栄養が豊富な野菜です。
主成分はでんぷん質ですが、豊富なビタミン、ミネラル類、皮膚や粘膜を丈夫にするカロチン、心身の活力を高めるビタミンB1、B2、血管を柔軟にし抵抗力を養うビタミンCなど栄養素がたっぷり入っています。
えびす南瓜:北海道の寒暖の差で育った南瓜は、紛質感もよく、消費者に届く頃はちょうど甘みも良い時期に出荷されます。
くりゆたか:10月に出荷される頃、糖度が増し、強い紛質であることから、大変良い食味となっています。共に貯蔵性が良く、空気が滞留せず通気性の良い場所に保管しておくと冬至まで日持ちします。
問い合わせ先
北はるか農業協同組合
農産課
〒098-2220
中川郡美深町大通北2丁目12番地
TEL <01656-2-1601>
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TEL・FAX <01656-2-1582>
mail <noubfk@circus.jp>
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