農林水産省では、これから旬を迎える秋冬の野菜をおいしく食べていただくため、広く国民の皆様へ向けて、身体も心も暖まる鍋料理を提案する取組みを進めます。
鍋料理は、野菜だけでなく他の国産食材の消費拡大・自給率向上に資するほか、家族団らん、健康増進、CO2排出抑制効果や郷土料理での村おこしなど様々な効用を併せ持つパワフルメニューです。
そこで、今回、「暖房ほどほどお鍋でほかほか」をコンセプトに「鍋ほか推進プロジェクト2009」を立ち上げ、さまざまな企業、団体や行政機関に呼びかけて、協力の輪を広げながら、この冬の食卓に身体も心も暖まる鍋料理を普及する活動を展開して、秋冬野菜をはじめとする国産農畜水産物の消費拡大と自給率向上を図り、併せて、省エネルギーの取り組みを実施していきます。
以下の取組を行います。
(1) 統一ロゴマークの活用
本ロゴマークは、プロジェクトの参加企業、団体にパンフレットやイベントなどで活用して頂き、プロジェクトの趣旨の浸透を図ります。
(2) 「鍋ほか」キャンペーンソングの提供
参加企業、団体が経費を負担して、鍋ほかソングを製作しました。この鍋ほかソングは、農林水産省のホームページ上で公開し、誰でもダウンロードして、店舗等で使用することができます。
(3) 広報資材の提供
プロジェクトを推進するための「ミニのぼり」、「レシピ」、「POP」などのデザインを農林水産省のホームページ上で公開し、誰でもダウンロードして、広報ツールとして使用することができます。
(4) ホームページの開設
秋冬野菜の魅力、鍋料理の魅力、地域のイベント情報、野菜使いきり鍋レシピ等おいしい鍋の食べ方の情報を提供するほか、協力企業・団体の取組内容などを紹介します。
(http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai_zyukyu/y_hokanabe/index.html)
(5) 協力企業・団体の募集
本プロジェクトに協賛する企業を募り、広がりのある運動を推進します。
現在、本プロジェクトに対しては、各種食材の生産、流通、加工関係者のほか、味噌、醤油、酒などの調味料・飲料、土鍋やガスコンロ等の調理器具の製造販売、インターネット飲食店検索等の企業、団体関係者にまで参加協力の輪が広がってきており、また、鍋の料理の多面的な効用に関連して、環境省、厚生労働省、観光庁など関係行政機関の協力も得ています。(協力企業・団体・関係省庁一覧参照)
◆キャンペーンの期間
毎年度、鍋のシーズン(10月から翌年3月)を集中活動期間として実施します。
◆「鍋ほか推進プロジェクト2009 記者発表会」(平成21年10月28日)
平成21年10月28日に、農林水産省において鍋ほか推進プロジェクト2009記者発表会を開催し、プロジェクトの内容説明やプロジェクトメンバーからの取組紹介を行いました。
◆鍋ほか推進プロジェクト協力企業、団体、関係省庁(平成21年11月4日現在)
他 9団体
[関係省庁]
環境省
観光庁
厚生労働省
資源エネルギー庁
内閣府
文部科学省
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