家計消費における野菜の国産比率はほぼ100%であるのに対し、加工・業務用野菜はその約30%を輸入に頼っています。このような背景から農林水産省では、加工・業務用野菜の国産比率を高めるため、令和6年4月に「国産野菜シェア奪還プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトの一環として、令和7年5月13日に農林水産省主催のシンポジウムが開催され、当機構もポスターセッションに参加しました。
当日は、令和6年度に実施した取り組みや令和7年度の取組方針について紹介があったほか、加工・業務用野菜に取り組む生産者や実需者から課題解決の足がかりとなる取り組みや解決策について講演がありました。
また、ポスターセッション会場では、産地や実需者が情報交換・交流できる場が設けられ、当機構からも産地と実需者を結ぶマッチングサイト「べジマチ」および野菜情報のポータルサイトである「べジ探」について展示発表し、多くの関係者の皆さまと意見交換させていただきました。