・日本人の平均寿命は大正・昭和初期の男性45歳、女性47歳から現在の男性79歳、女性86歳に伸びたが、米食中心の食生活から肉・魚・油脂・乳製品・野菜の摂取量が増え、タンパク質・脂肪・炭水化物のバランスのとれた食生活に改善したことが要因
・健康な体づくりには、「五大栄養素」(糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)「非栄養素」(食物繊維、機能性成分、水、酸素)を過不足なく摂取することが大切
・老年病(脳卒中、高血圧、虚血性心疾患など)の予防には、血管の老化を予防するため、「五大栄養素をバランスよく摂る」「抗酸化作用のある食品を摂ること」が大切
・野菜には機能成分である多種多様な「抗酸化物質」が含まれている(カロテン(人参、ほうれん草)、ビタミンC(赤・黄ピーマン、ブロッコリー)、ポリフェノール(たまねぎ)など)
・「漬物はビタミンの王様」(生野菜の微生物発酵でビタミン類が大幅に増加)
・「キムチ」は、「良質の栄養素(ビタミン、ミネラル)が豊富」で、「生きた乳酸菌で整腸作用・便秘予防・大腸がん予防効果」「カプサイシンでダイエット効果」「抗酸化作用で皮膚などの老化予防」が期待できる
・野菜不足が続くと、「腸内環境が悪化」「肌が荒れやすくなる」「疲れやすくなる」「免疫力が低下する」「生活習慣病になる」リスク
・野菜を多く摂取すればより多くの栄養素・機能成分を吸収でき、健康な体が維持され、疾病予防ができ、日本人の健康長寿を実現できる。積極的に野菜を食べましょう