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機構から 野菜情報 2021年3月号

令和2年度「野菜情報」に関するアンケート調査結果の概要

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調査情報部
当機構では、「野菜情報」への読者の皆様の評価を把握するとともに、「野菜情報」の内容をより充実させるため、アンケート調査を実施しております。このほどその結果を取りまとめましたので、次の通り概要を紹介いたします。
1.調査の概要
令和2年10~11月に「野菜情報」の全ての配布先に対して、調査票の郵送を行い、FAXまたはWEBのいずれかの方法で回答を得ました(アンケートの配布部数、回答数、回収率は下表の通り)。
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2.結果の概要
(1)「野菜情報」への評価
「野菜情報」への評価(5段階)は、「満足」が34%、「ほぼ満足」が46%、「普通」が19%となりました。また、5段階評価の評点の平均値は4.1でした。
(2)情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど総合的な評価
よく見られている記事について、情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。
○誌面全般に関すること
・野菜を取り巻く現状がわかりやすくとても参考になる。
・毎号、タイムリーな企画・情報を提供いただき大変満足している。
・野菜情報1冊である程度国内の情報がわかるので非常に役に立っている。
・顧客との商談の際に基本知識および情報として活用している。
・2020年11月号の「たまねぎ」のように、一つの野菜をさまざまな角度からみた記事がよい。
・インターネットも印刷物も両方望む。
・「野菜情報 別冊統計資料」は特に便利に利用させて頂いており、ありがたい。
・執筆者の多様化を図ってほしい。資材例、種菌開発の記事や育種家などのインタービューが欲しい。
・近隣産地の状況把握に役立つ。
・天候不順による生育への影響など状況確認ができる。
○図表や写真に関すること
・分量もちょうどよくカラーの図や写真などが多く使用され、表の数字も見やすく、わかりやすい。
・海外情報の写真の画素数を上げて、枚数を増やしてほしい。
・特に文書が多い部分は、強調したい部分をアンダーラインや太字にするともっと見やすくなると思う。
○需給動向について
・会議資料を作成する際などに需給動向を参考にしている。
・輸入動向が詳しくまとまっていて、見やすい、参考にしている。
・地方の相場動向も知りたい。
・指定、特定野菜のブロック別、旬別の全国平均価格なども掲載して欲しい。
・見通し、予測の情報量を多く前年実績など比較できる形をお願いしたい。
○調査・報告、海外情報などについて
・現状に即した内容について調査してあり、とても参考になる。内容全般において、良く吟味され、しっかりと調査いただいているのがわかる。
・市場の中からは伺い知れない情報が多く、参考にしている。
・海外の情報はかなり具体的で知らない情報も多く、楽しみにしている。
・2020年6月以降の新型コロナウイルス感染症関連の情報がタイムリーで良い。
・野菜に関する多岐に渡る情報、全国の農産物の取り扱いについてわかりやすい。
・国外へ出向くことが難しいなか、海外の状況把握に役立つ

(3)今後掲載を希望する記事
今後、「野菜情報」に掲載してほしい記事について、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。
・加工業務用野菜の需給動向(輸入も含む)
・用途別(加工業務用・家庭用)仕向け量の動向、外食・中食産業における野菜使用動向
・新型コロナウイルス感染症に関する国内外の情報や需要動向への影響
・輸送物流問題に係る情報の充実
・GAP取得に向けた取り組み方など
・産地における人手不足の解消や対策として、技能実習生の受入や国内人材の採用など情報
・卸売市場法改正後の各都道府県の市場の動向や地方市場の相場
・スマート農業、機械化による生産拡大、品質向上への新技術導入の事例
・産地紹介は、関連する産地にも拡充した情報を希望
・新しい視点や、今後の動向(新品種、栽培体系の変化)など
・ビジュアル、表紙の変更
当機構では、アンケート調査の結果を踏まえ、より充実した情報提供に努めてまいります。
なお、「野菜情報」の記事のほか、統計情報や海外のトピックスについては、ホームページでも公表しておりますので、そちらも併せてご利用ください。
https://www.alic.go.jp/vegetable/index.html