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機構から (野菜情報 2020年3月号)


令和元年度「野菜情報」に関するアンケート調査結果の概要

調査情報部

当機構では、「野菜情報」への読者の皆様の評価を把握するとともに、「野菜情報」の内容をより充実させるため、アンケート調査を実施しております。このほどその結果を取りまとめましたので、次の通り概要を紹介いたします。

1.調査の概要

令和元年10~11月に「野菜情報」の全ての配布先に対して、調査票の郵送を行い、FAXまたはWEBのいずれかの方法で回答を得ました(アンケートの配布部数、回答数、回収率は下表の通り)。

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2.結果の概要

(1)「野菜情報」への評価

「野菜情報」への評価(5段階)は、「満足」が32%、「ほぼ満足」が49%、「普通」が17%となりました。また、5段階評価の評点の平均値は4.1でした。

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(2)情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど総合的な評価

よく見られている記事について、情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。

○誌面全般に関すること

●ネット媒体に比べて印刷物制作はコスト面で負担でしょうが、保存性がよく、気軽に閲覧できるので続けて頂きたい。

●野菜を取り巻くトピックスやホットなテーマについて最新の情報を入手することができ、業務の上で役立っている。

●時系列データ(将来予想含めた)を増やして欲しい。変化の参考にしたい。

●可能な限り文章は概要、ポイントにとどめ、図表や写真、イラストなどを多くして欲しい。

●別冊の統計資料が便利で助かっている。

●全国の病虫害情報、農機の最新情報を定期的に知りたい。

●インターネットにおいて、記事のアクセスランキングなど、注目度がわかる指標が欲しい。


図表や写真に関すること

情報が多い分文字数が多いので、本文の内容を図表にしたり文章の見出しを工夫すると、さらに読みやすく理解が進むと思う。

全般に記事を短く、写真や図表を多くしてもらいたい。

文字も図表も大きく判りやすいので、全体に読みやすいが、表が横向きのページが見難いため、すべて縦向きにして欲しい。

カラー印刷されているので、グラフなどが理解しやすいです。文字数も適量と考えます。


○需給動向について

「需給動向」は、気候や価格の推移について、詳しく掲載しているので役立っている。

現状の需給動向が分かりやすく、消費者のニーズがよく分かる。

加工用野菜の需給動向が、現状を把握し、研究要素を探る上で役に立っている。

需給動向の記事は、今年度の市場価格の動きとして参考にしている。

輸入農産物、加工・業務用の需給動向について、記事を増やして欲しい。

需給動向のデータを社内共有用に使用している。

需給動向や海外情報から、業界の動向を短時間で把握でき、業務の参考資料となっている。

現状でも満足であるが、記事を短く、さまざまな視点から分析してほしい。


○調査・報告、海外情報などについて

海外の先進技術、流通情報が役立つ。

海外情報はなかなか入手困難な情報が多いので毎回ありがたい。

海外商品の仕入れのタイミングや量の調整の判断材料になっている。

最新の動向・情報 既に取引している産地の情報を改めて見られる。

調査報告は各地の先進的取組を知り得るので有益である。

「今月の野菜」では、品目ごとに各産地の主要品種や生産状況等が把握できるため、地元にフィードバックしやすい情報と考える。


(3)今後掲載を希望する記事

今後、「野菜情報」に掲載してほしい記事について、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。

さまざまな制度に関する情報(HACCP、国庫補助事業など)

価格の動向、農業を取り巻く各種情報

海外情報の充実(インドや東南アジアの生産流通情報など)  

新技術に関する情報(スマート農業、IoT、貯蔵など)

野菜の加工品に関する情報(加工・業務用野菜の優良事例など)

産地育成の事例の紹介

特定の品種などの情報提供

農業労働者に関わる情報(労働力支援、担い手、後継者不足への取組など)

さまざまな農業形態に関する情報 

気象や災害に関わる情報 

詳細な需要動向に関する情報(機能性表示食品(野菜)など

当機構では、アンケート調査の結果を踏まえ、より充実した情報提供に努めてまいります。

なお、「野菜情報」の記事のほか、統計情報や海外のトピックスについては、ホームページでも公表しておりますので、そちらも併せてご利用ください。

https://www.alic.go.jp/vegetable/index.html


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