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機構から (野菜情報 2017年3月号)


平成28年度「野菜情報」に関するアンケート調査結果の概要

調査情報部

当機構では、「野菜情報」への読者の皆様の評価を把握するとともに、「野菜情報」の内容をより充実させるため、アンケート調査を実施しております。このほどその結果を取りまとめまたので、次の通り概要を紹介いたします。

なお、皆様から回答いただきましたアンケート調査のご意見・ご要望は、「野菜情報」の改善に役立てさせていただきます。

1.調査の概要

平成28年10~11月に「野菜情報」の全ての配布先に対して、調査票の郵送・筆記方式により行いました(アンケートの送付数、回答数、回収率は下表の通り)。

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2.結果の概要

(1)「野菜情報」への評価

「野菜情報」への評価(5段階)は、「満足」が32%、「ほぼ満足」が51、「普通」が14%となりました。

また、5段階評価の評点の平均値は4.2でした。

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(2)情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど総合的な評価

よく見られている記事について、情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど、ご記入頂いたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。

○誌面全般に関すること

 ●数字の羅列になりがちなデータも視覚的にとても読みやすいと思います。

 ●各記事においてのエビデンスの示し方など非常に説得力のある記事が多い。

 ●市場、量販店に対し、情報が適確で、誰しもが分かりやすい。

 ●大変読みやすくできているので、現在のやり方でよいと思います。

 ●ある程度専門的であるため、読みごたえもあり参考になっています。

 ●毎回、最近の情報が多く、誌面も読みやすく大変満足しております。

 ●日本だけでなく諸外国の情報、調査報告内容、統計データも充実しており、大変参考になっています。

 ●表紙に目次が記載されているなど、トピックがわかりやすく表示されているのは、ありがたいです。

 ●インターネットだとその一部分のみで、紙だと全体が分かりやすい。

 ●短時間で内容を把握できるページや特集を増やして欲しい。

○図表に関すること

 ●グラフや表もカラーで見やすいよう工夫されている。

 ●写真や図が多く取り入れられており、見やすくなっていると思います。

 ●予測部分も図表があればより分かりやすいと思います。

 ●図表の字が小さく細い箇所が見られるため、大きい文字にするなどした方が分かりやすくなるのではと感じる。

 ●中央卸売市場の品目別入荷量、価格の動向について数値化、グラフ化して欲しい。また、できれば産地別で知りたい。

 ●棒グラフについて数量などの数字の記載がないときもあるので入れてあると分かりやすい。

 ●どの記事も情報量が多く充実している。実際の畑や産地の作業風景の写真をもう少し見たい。

 ●満足していますが、全般に記事をコンパクトにしてできるだけ図表を多くして欲しいと思います。

 ●グラフを掲載する場合、ポイントとなるところに色を付けていただくとより見やすくなると感じました。

 ●字のポイントが大きく、図表も見やすい。時々表の文字が小さく見にくいことがある。

○需要動向について

 ●需給動向などの記事を同一作物の産地の出荷および反省会などの会議で使用している。

 ●旬毎の価格の動向が分かり、卸売価格の推移がグラフにしてあるので、過去の状況を振り返る時に役立っています。

 ●野菜輸入量の速報値を確認し、国内のトレンドを考査するために使用している。

 ●国内外の野菜の流通に関する最近の情報源として、消費者に対する野菜の需要・供給についての情報発信に有用である。

 ●野菜別の主要産地の需給動向を参考に、自身の野菜の収益単位の動向と照合し、価格推移の根拠として分析することに活用しています。

 ●卸売市場の需給動向の速報表において、前年比および平年比で大きく変動している部分について、赤字になるなど色が変わっていると見て分かりやすい。

 ●需給動向の中で東京・大阪以外の地域の情報を掲載いただきたい。

 ●需給動向の指定野菜の卸売価格の推移は、ポイントでのコメントがあり状況が把握できる。業務での実績報告など活用しており、可能ならば四半期ごとでのコメントを記載していただきたい。

 ●輸入量(速報値)の表は、中ほどの部分になると横の数値の行を間違う可能性があるので、1行おきに色をつけるなどの工夫がよいと思う。

 ●農林水産省が実施し、ホームページで載せている小売店における価格の動向(食品価格動向調査(野菜))も掲載していただけると非常に参考になります。

○調査・報告、海外情報などについて

 ●調査・報告の加工業務用取引の記事が参考になります。

 ●産地紹介では先進事例が多く情報収集に役立ちます。

 ●当県では主要品目や特産品目について関係機関と連携した取り組みを進めています。そのため、他産地での生産振興や収量アップ、低コスト化などに向けた事例紹介は役に立っています。

 ●調査報告の記事を最新の情報源として高騰時の話題として活用しています。

 ●タイムリーな企画力には敬服しています。特に中国など海外産地の動向は大変参考になります。

 ●主要産地の情報を基に都道府県の研究結果の事例を検索することがある。調査・報告の機械化一貫体系や高品質化事例から最新技術や新産地の事例を試験研究に組み立て際の参考にしている。

 ●道産野菜の輸出が求められていますので、輸出品目として何が必要なのか、また、その相手国はどこになるのかが情報が知りたいです。

 ●野菜の特徴や病害などについての知識に関する情報を充実して欲しい。

 ●加工・業務用野菜に関する情報を充実させて欲しい。

 ●輸入の輸送(物流)について具体的な情報をシリーズで品目ごとに記載して欲しい。

(3)今後掲載を希望する記事

今後、「野菜情報」に掲載して欲しい記事について、ご記入頂いた意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。

 ●TPPや収入保険に関する事項

 ●オリンピックに関する青果物の規格の取り組みや動向、GAPなど

 ●異常気象への対応事例、天候不順による生育情報、病害に関する情報

 ●ドローンやIOTなどの最新技術を生産や流通に導入している具体的事例

 ●植物工場やAIを利用した新技術

 ●機能性野菜についての情報

 ●加工・業務用野菜に関する動向

 ●産地化に向けた新たな取り組みや優良事例

 ●輸出に関する府県産の成功事例

 ●海外マーケット情報の充実

当機構では、アンケート調査の結果を踏まえ、より充実した情報提供に努めてまいります。

なお、野菜情報の記事や野菜に関する各種情報については、ホームページでも公表しておりますので、そちらも併せてご利用ください。

https://www.alic.go.jp/vegetable/index.html



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