[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ

機構から


「食のフォーラムin東海」の概要について    
~バランスのいい食生活を送るために~

総括調整役 中山 尊裕


  当機構と東海農政局は、平成19年1月30日、愛知芸術文化センターにおいて、「食のフォーラムin東海」を開催しましたので、その概要を紹介します。

1.趣旨
  国民運動として「食育」を進める具体的な取組の一つとして、「食事バランスガイド」等を参考に食生活を送る人の割合を平成22年度までに60%以上とすることを目指す目標が定められています。
 
このため、食に関わる各分野の実践者から一般消費者に「食事バランスガイド」を実践するきっかけとなる情報を提供することにより、実践者の割合を増やすことをねらいとします。

2.内容
第1部 私たちの食生活にどんな問題があるの?
  (1) 基調問題提起 宮澤節子氏(名古屋文理大学短期大学部長)
  (2) 会場へお聞きします!
  パネリスト 小池 くるみ氏
  (ユニー株式会社食品本部マネジャー)
  二村 利久氏
  (なごや農業協同組合代表理事組合長)
  近藤 香織氏
  (日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定講師(野菜ソムリエ)

第2部 今日からできること提案します!
  小池 くるみ氏
  二村 利久氏
  近藤 香織氏
  まとめ  宮澤 節子氏



3.参加者
  一般消費者、農業関係者、食品産業関係者、栄養士、学生等260名

4.概要
(1) 基調問題提起 「私たちの食と健康にどんな問題があるの?」
   フォーラムの始めに、宮澤氏から、基調講演として、生活習慣病について、定義とその予防策の話があり、その後、現在の食生活の問題点、「食事バランスガイド」を活用した主菜と副菜のバランスのとれた食事の必要性についての説明があり、最後に、健康・食生活への提案がなされました。






【要旨】
(1)生活習慣病とは、加齢とともに変化する身体機能に対して不適切な食生活、運動不足、喫煙などが原因で起こる病気であり、そのリスクを少なくするためには、不適切な食と生活習慣を見直し、食生活改善と運動習慣の徹底が大切である。

(2)現代の食生活は、栄養素のアンバランスが問題であり、「食事バランスガイド」を活用して、主菜と副菜をバランスよく摂ることが大事である。

〔2〕会場へお聞きします!
  基調問題提起を受け、会場の参加者に、次のような質問がなされ、「はい」又は「いいえ」で回答をいただく、質疑応答形式での会場とのやりとりが行われました。

(1) 毎日の食事を楽しんでいる。
(2) 「食事バランスガイド」を今までに見たことがある。
(3) 野菜をたくさん食べている自信がある。
(4) 野菜を買うとき、生産地を見てから買う。(4)の「はい」の方に、更に質問、「その際、できるだけ地元産のものを買う。」
(5) ズバリ!今夜は野菜料理を一品多く食べたい。

  また、それぞれの項目ごとに、回答状況をみながら、宮澤氏を始めパネリストの3氏から、バランスのとれた食事の摂取の仕方、野菜を買う場合のヒントといったことについて、アドバイスと意見交換が行われました。

(3)今日からできること提案します!
  パネリスト3人から、以下のような、参加者がすぐにでも実践することができる提案がなされました。

【小池 くるみ氏】
  始めに、「ユニー」の食育についての理念、基本方針の説明の後、実際の取組活動の紹介がなされました。実践活動の事例として、(1)親子での収穫体験といった体験学習(2)店内パネル、ホームページでの情報発信が紹介され、体験学習への参加と本日のフォーラムが終わったら、最寄の店に立ち寄って、身近に食育の知識を身につけて欲しいとの提案がありました。

【二村 利久氏】
  始めに名古屋市は食料自給率が1%であることが紹介され、JAなごやとしての農業振興、消費者と生産者との連携に向けての取組についての説明がなされました。消費者が身近に農業、農作物に触れる事例として、(1)農産物直販所、朝市の開設(2)学校給食への地場農産物の提供(3)市民農園の提供といったことが紹介され、まず、気楽に直販所なり朝市に出かけて、新鮮な野菜や果物、畜産物に触れて欲しい、農業を体験したいのであれば近くの市民農園を活用してみて欲しいとの提案がなされました。


【近藤 香織氏】
  野菜ソムリエとしての経験から、自分で考案したおすすめレシピを紹介しながら、特に摂取不足になりがちな野菜をとることの大切さを説明し、「旬」の野菜が安くて、新鮮、栄養価も高いので、地場産のものを使って料理することの提案がなされました。

(4) まとめ
  最後に、宮澤氏から、
1、スーパーの店内では、「食事バランスガイド」のポスター、パネルなど食育についての資料やパネルは消費者の目のつきやすい場所において欲しい。

2、摂取不足になりがちな野菜は、「色」「香り」を楽しみながら、食べて欲しい。

3、愛知県は、農業県であり、全国的にみても野菜生産の主要な県であるので、名古屋市内をはじめ県内の直販所、朝市を利用し、地場の農産物を買って、身近なところから、「地産地消」を実践し、食育を体験して、との発言があり、「食事バランスガイド」を活用しながら、今日からでも食育を実践して欲しいとの提案が会場の参加者になされました。





元のページへ戻る


このページのトップへ