野菜業務第二部 契約取引推進課
日本全国野菜フェアが開催され、その中で当機構は野菜フェアセミナー及び加工・業務用野菜推進シンポジウムを開催します。
日本全国野菜フェア
~めざせ!野菜摂取1日5皿分~
生産者・野菜実需者間が、情報交換で連携を高めあい、国産野菜の消費拡大に繋げていきます。特に主要な野菜は品目別にブースを設置し、全国各地の生産情報を発信します。また消費者に対して、野菜摂取の重要性や、1日当たりの摂取目安などを普及啓発する場とします。
会期:平成18年2月6日(月)~7日(火) (6日:11:00~17:00、7日:10:00~16:00)
会場:東京国際フォーラム 展示ホール1・ホールB7
主催:青果物健康推進委員会 後援:農林水産省 協力:JAグループ
野菜フェアセミナー
~加工・業務用野菜最前線~
近年における野菜の需要は、家庭内での消費が減少し、加工・業務用の需要が大きく伸びています。これらの需要は、業態ごとに品種、栽培、規格、契約方法などが異なります。これらの要望に応えていくためには、生産から流通、消費にいたる、新しい生産・流通システムを構築する必要があります。
今回は、日本全国野菜フェア開催に併せ「加工・業務用野菜最前線」として、外食・中食産業の動向、業務用需要への対応などについてセミナーを開催します。
日時:平成18年2月6日(月) 11:00~17:00
会場:東京国際フォーラム 地下1階 展示ホール セミナールーム
主催:独立行政法人農畜産業振興機構 野菜業務第二部 契約取引推進課
TEL 03-3583-9819 (櫻井、小松崎、田崎、小川) http://alic.lin.go.jp/
セミナープログラム
11:00~11:30 「契約取引のセーフティーネット」
独立行政法人農畜産業振興機構野菜業務第二部契約取引推進課
11:30~12:15 「残留農薬等のポジティブリスト制度」
横田 敏恭 氏 農林水産省消費・安全局農産安全管理課農薬対策室長
13:00~13:45 「外食産業の現状と仕入れ実態」
堀田 宗徳 氏 (財)外食産業総合調査研究センター主任研究員
14:00~14:45 「野菜の生産・流通におけるマーケティング」(仮題)
黒田 一郎 氏 三晃青果(株)オーナー
15:00~15:45 「カット野菜の現状と展望」(仮題)
澤田 清春 氏 デリカフーズ(株)経営企画部長
16:00~16:45 「野菜飲料等の原料調達」(仮題)
荒木 孝夫 氏 カゴメ(株)調達部国内原料グループ部長
加工・業務用野菜推進シンポジウム
―これでいいのか加工・業務用野菜への取り組み―
野菜の需要の過半は加工・業務用となっていますが、国内の産地はその認識が非常に薄く市場流通による家計消費向けが主体と考えています。その結果、実需者が求める品種や規格を始め、生産流通の対応が遅れ、輸入野菜が加工・業務用野菜におけるシェアを大きく伸ばしてきました。
国内の産地が実需者ニーズを的確に把握し、加工・業務用需要に対応した生産流通の新しい仕組みを構築しない限り、輸入野菜の増加の勢いを止めることはきわめて困難な状況にあります。
このため、生産・流通・実需・行政の人たちの共同作業で多様な加工・業務用需要に的確に応える新しい仕組み作りを始めるため、地方農政局等と共催で各ブロック段階における情報交換会などを実施してきました。今回、それを集約する形で中央においてシンポジウムを開催します。
日時:平成18年2月7日(火) 10:00~16:30
会場:東京国際フォーラム・ホールB7
東京都千代田区丸の内3-5-1 TEL03-5221-9000(代表)
主催:(社)日本施設園芸協会、独立行政法人農畜産業振興機構、青果物健康推進委員会
後援:全国農業協同組合連合会
シンポジウムの内容
午前の部(10:00~12:00)
(1)情報提供「加工・業務用野菜のニーズと産地の対応方策」
農林水産省農林水産政策研究所 地域経済研究室長 小林 茂典 氏
キューピー(株) 生産本部野菜原料購買担当部長 佐渡 純一 氏
富里市農協 常務理事 仲野 隆三 氏
午後の部(13:00~16:30)
(2)基調講演「中国野菜の対日輸出の現状と今後の戦略」
独立行政法人農畜産業振興機構 国際情報審査役付上席調査役 河原 壽 氏
(3)加工・業務用野菜への取り組み事例の発表
ブロック別情報交換会で発表された事例等から6事例(生産、流通、実需)を紹介
(4)パネルディスカッション
コーディネーター (社)日本施設園芸協会 会長 木田 滋樹 氏
パネラー 発表者、農林水産省野菜課