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東京都中央卸売市場における入荷量・価格及び輸入の動向

調査情報部 調査情報第二課


(1) 東京都中央卸売市場における入荷量・価格の動向(平成17年7月)
 6月の天候は、全国的に少雨・多照で推移したが、7月に入ると梅雨前線が北上したこと、台風第5号の接近および第7号の上陸により、上旬・下旬を中心にまとまった雨が降り、月降水量は北・東日本の太平洋側と西日本は多く、その他の地域は平年並みであり、総じて日照時間は少なかった。また、北日本では、前半にオホーツク海高気圧が張り出したこと、後半には、台風第7号が通過した後の寒気渦がとどまったことが影響し、月平均気温は低かった。

 7月の東京都中央卸売市場における野菜の入荷量・価格の動向は、野菜の総入荷量が12.5万トン、前年比94.9%、価格が206円/kg、前年比102.5%となり、入荷量減・価格高となった果菜類と入荷量増・価格安となった葉茎菜類と分かれたものの、総じてほぼ前年産並みに推移した。

 品目別にみると、はくさいの入荷量は6,243トン、前年比113.5%、価格は46円/kg、前年比65.5%、レタス類の入荷量は8,841トン、前年比101.4%、価格は89円/kg、前年比72.0%であった。春物と夏物の出荷時期が重なり、供給過剰になったため、7月に緊急需給調整(産地廃棄)が実施されたものの、消費が伸びず価格は6月に引き続き前年比を下回って推移した。

 一方、なすの入荷量は3,901トン、前年比74.7%、価格は286円/kg、前年比156.3%、ピーマンの入荷量は2,115トン、前年比79.6%、価格は324円/kg、前年比203.2%であった。主産地である東北地方の天候不良(低温)が影響し生育不足となったため、入荷量が減少し、価格は堅調に推移した。

 


(2) 輸入動向(平成17年6月 速報値)
 平成17年6月の野菜輸入量は、前年同期比104.9%の229,460トンとなった。

 生鮮野菜では、にんじんが国内産の作付面積の減少、少雨などによる作柄不良から、対前年同期比153.9%の増加となったものの、葉物野菜などが春先からの天候不順の影響で春物と夏物の出荷時期が重なったことなどから安値で推移し、ブロッコリーが対前年同期比72.7%と減少したことなどにより、生鮮野菜全体では対前年同期比102.3%とほぼ前年並みとなった。

 冷凍野菜では、引き続いて冷凍ほうれんそうの主要国からの輸入が前月同様に増加し、対前年同期比264.5%(ベトナム:対前年同期107.2比%、中国:前年輸入なし、本年991トン(輸入量全体の62.1%を占める))となり、また、ブロッコリーおよびいんげん豆等もそれぞれ対前年同期比156.1%(中国:同172.4%)、138.9%(中国:同146.3%)と増加したものの、ばれいしょが対前年同期比94.0%となったことなどから、冷凍野菜全体では104.7%とやや増加した。



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