調査情報部
米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)の発表によると、2011年のカリフォルニア州の生鮮野菜および生鮮・加工兼用野菜の生産量の合計は、前年を1%下回る989万トンであった。また、加工用トマトの生産量は同3%下回る1,083万トンであった。
米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)によると、カリフォルニア州は、米国における野菜の主産地で、全米の収穫面積の44%、生産量の50%、生産額の50%を占めており、2011年産の生鮮および生鮮・加工兼用(マッシュルームを除く。)野菜の生産量は、前年を1%下回る989万トンであった。
生産額が増加した野菜は、アーティチョーク、生鮮にんじん、カリフラワー、セルリー、スイートコーン、きゅうり、にんにく、玉レタス、ロメインレタス、カンタロープメロン、ハネデューメロン、すいか、ピーマン、とうがらし、トマトである。
一方、生産額が減少した野菜は、アスパラガス、いんげん豆・さや豆、ブロッコリー、キャベツ、リーフレタス、春たまねぎ、夏たまねぎ(貯蔵用・非貯蔵用)、かぼちゃ、ほうれんそう(生鮮・加工用)、その他のかぼちゃである。
2011年におけるカリフォルニア州の加工用トマトの生産量は、前年比3%減の1,083万トンであった。
また、収穫面積は同7%減の101,171ヘクタール、単収は同5%増の1ヘクタール当たり107.07トンであった。