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海外情報(野菜情報 2012年3月号)


2011年産の米国カリフォルニア州野菜生産の概要等

調査情報部


【要 約】

 米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)の発表によると、2011年のカリフォルニア州の生鮮野菜および生鮮・加工兼用野菜の生産量の合計は、前年を1%下回る989万トンであった。また、加工用トマトの生産量は同3%下回る1,083万トンであった。

1 2011年産野菜生産の概要

 米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)によると、カリフォルニア州は、米国における野菜の主産地で、全米の収穫面積の44%、生産量の50%、生産額の50%を占めており、2011年産の生鮮および生鮮・加工兼用(マッシュルームを除く。)野菜の生産量は、前年を1%下回る989万トンであった。

 生産額が増加した野菜は、アーティチョーク、生鮮にんじん、カリフラワー、セルリー、スイートコーン、きゅうり、にんにく、玉レタス、ロメインレタス、カンタロープメロン、ハネデューメロン、すいか、ピーマン、とうがらし、トマトである。
 一方、生産額が減少した野菜は、アスパラガス、いんげん豆・さや豆、ブロッコリー、キャベツ、リーフレタス、春たまねぎ、夏たまねぎ(貯蔵用・非貯蔵用)、かぼちゃ、ほうれんそう(生鮮・加工用)、その他のかぼちゃである。

2 カリフォルニア州加工用トマト

 2011年におけるカリフォルニア州の加工用トマトの生産量は、前年比3%減の1,083万トンであった。
 また、収穫面積は同7%減の101,171ヘクタール、単収は同5%増の1ヘクタール当たり107.07トンであった。



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