生鮮野菜の輸入量の増減率を見ると、ジャンボピーマン、たまねぎ、ねぎなどが前年同月を上回った一方、キャベツ、ごぼう、ばれいしょなどが前年同月を下回った。全体では6万3405トン(前年同月比1%増)と前年同月をわずかに上回った(図2、表2)。
○増加率が高い品目
・ジャンボピーマンは、前年同月が平年の約7割と輸入量が少なかったことから、増加したと考えられる。ただし、当月の輸入量は、平年に比べて約1割少ない。
・たまねぎは、前年夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、前年10月以降、平年を上回る輸入量が続いている。
○減少率が高い品目
・キャベツは、前年は、国産品の不作による価格高騰から業務筋を中心に輸入品の需要が高まったことや、国産価格が下がった4月以降も、リスク低減のために輸入品を一定量使用する加工・業務用業者が増えたことなどにより、平年に比べて輸入量が多かったが、本年は、国産価格が安定しており、減少したと考えられる。
・ごぼうは、前年は国産価格が高く、輸入量が多かったが、本年は国産価格が安定しているため、減少したと考えられる。
・ばれいしょは、全量チップス用である。主産地の北海道産が、前年夏場の高温・干ばつにより減少したため、前年同月の輸入量が平年の約1.5倍と多かったことから、減少したと考えられる。