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需給動向 野菜情報 2026年10月号

4 野菜の輸入動向(令和8年7月)

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野菜業務部

【ポイント】

○令和8年7月の野菜輸入量は、25万4400トン(前年同月比2%増)と前年同月をわずかに上回った。
○前年同月を上回ったものは、生鮮野菜、冷凍野菜、塩蔵等野菜、トマト加工品、その他であった。
○前年同月を下回ったものは、乾燥野菜、酢調製野菜であった。

(1)野菜の輸入量および類別輸入動向

 令和8年7月の野菜輸入量は、生鮮野菜(前年同月比1%増)、冷凍野菜(同4%増)、塩蔵等野菜(同14%増)、トマト加工品(同2%増)およびその他(同9%増)が前年同月を上回った。その他調製野菜が前年同月並みであった。乾燥野菜(同1%減)および酢調製野菜(同7%減)が前年同月を下回った。
 野菜全体の輸入量は25万4400トンとなり、同2%増となった(図1、表1)。

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(2)生鮮野菜

 生鮮野菜の輸入量の増減率を見ると、ジャンボピーマン、たまねぎ、ねぎなどが前年同月を上回った一方、キャベツ、ごぼう、ばれいしょなどが前年同月を下回った。全体では6万3405トン(前年同月比1%増)と前年同月をわずかに上回った(図2、表2)。
 
○増加率が高い品目
・ジャンボピーマンは、前年同月が平年の約7割と輸入量が少なかったことから、増加したと考えられる。ただし、当月の輸入量は、平年に比べて約1割少ない。
・たまねぎは、前年夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、前年10月以降、平年を上回る輸入量が続いている。

○減少率が高い品目
・キャベツは、前年は、国産品の不作による価格高騰から業務筋を中心に輸入品の需要が高まったことや、国産価格が下がった4月以降も、リスク低減のために輸入品を一定量使用する加工・業務用業者が増えたことなどにより、平年に比べて輸入量が多かったが、本年は、国産価格が安定しており、減少したと考えられる。
・ごぼうは、前年は国産価格が高く、輸入量が多かったが、本年は国産価格が安定しているため、減少したと考えられる。
・ばれいしょは、全量チップス用である。主産地の北海道産が、前年夏場の高温・干ばつにより減少したため、前年同月の輸入量が平年の約1.5倍と多かったことから、減少したと考えられる。



(3)冷凍野菜

 冷凍野菜の輸入量は、ブロッコリー、その他の冷凍野菜、いんげん豆等などが前年同月を上回った一方、スイートコーン、混合冷凍野菜、ばれいしょなどが前年同月を下回り、全体では11万7642トン(前年同月比4%増)と前年同月をやや上回った(図3、表3)。

○増加率が高い主な品目
・ブロッコリーは、国産品が定植期の長雨やその後の気温上昇、干ばつなどの影響により、価格が高いことに加え、調理時の簡便性や輸入品の安定した価格などから、増加したと考えられる。



(4)生鮮野菜および冷凍野菜以外

○増加率が高い品目
・トマト加工品のトマトピューレ等関割の1309トン(前年同月比49%増)
・塩蔵等野菜のきゅうりおよびガーキンの1114トン(同35%増)など

○減少率が高い品目
・その他調製野菜のにんじんジュースの1873トン(同29%減)
・トマト加工品のその他のトマト加工品の1万661トン(同5%減)など
 
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