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需給動向 野菜情報 2026年10月号

1 東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和8年8月)

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野菜業務部・調査情報部

【ポイント】

⃝気温は、西日本でかなり高かった。降水量は、北日本日本海側でかなり少なかった一方、沖縄・奄美でかなり多かった。日照時間は、北日本日本海側でかなり多かった。
⃝東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は10万989トン、前年同月比100.5%、価格は1キログラム当たり308円、同98.2%となった。
⃝大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万4531トン、前年同月比103.4%、価格は1キログラム当たり284円、同97.9%となった。
⃝9~10月は平年より気温が高い日が続き、生育は前進し、価格は低迷して推移すると見込まれる。一方、長雨などの天候不順による品質の低下や供給不足などのおそれも想定される。

(1)気象概況

 北・西日本では、低気圧や前線の影響を受けた日もあったが、高気圧に覆われやすかったため晴れた日が多く、月間日照時間は、北日本日本海側ではかなり多く、北・西日本太平洋側と西日本日本海側で多かった。月降水量は、低気圧や前線の影響を受けにくく、湿った空気が流れ込みにくかった北日本日本海側ではかなり少なく、北・西日本太平洋側と西日本日本海側では少なかった。一方、東日本日本海側と東日本太平洋側の降水量は平年並だったが、13日から14日にかけて「令和8年8月千葉豪雨」が発生したほか、27日には秋雨前線や湿った空気の影響を受けた富山県と石川県で、29日から30日には福井県で、それぞれ記録的な大雨となった。沖縄・奄美では、高気圧に覆われて晴れた日もあったが、台風第13号、第18号、第20号や湿った空気の影響を受けたため月降水量はかなり多く、月間日照時間は少なかった。
 
 日本付近では、中旬まで偏西風が平年より北を流れやすかったほか、北・西日本を中心に高気圧に覆われて晴れた日が多かった。このため、月平均気温は上旬と下旬に酷暑日を観測した所があった西日本でかなり高く、北日本で高かった。
 
○平均気温は、西日本ではかなり高かった。北日本では高かった。東日本、沖縄・奄美では平年並だった。
 
○降水量は、沖縄・奄美ではかなり多かった。北日本日本海側ではかなり少なかった。北日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では少なかった。東日本日本海側、東日本太平洋側では平年並だった。
 
○日照時間は、北日本日本海側ではかなり多かった。北日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では多かった。沖縄・奄美では少なかった。東日本日本海側、東日本太平洋側では平年並だった。
 
 旬別の平均気温、降水量、日照時間は図1の通り。
 (出典:気象庁HP「2026年8月の天候」)

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(2)東京都中央卸売市場

 東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は10万989トン、前年同月比100.5%、価格は1キログラム当たり308円、同98.2%となった(表1)。

タイトル: p008b
 
 根菜類は、にんじんの価格が、中旬以降、徐々に上昇したものの、高値で推移した前年を3割以上下回り、平年を2割以上下回った(図2)。
 葉茎菜類は、キャベツの価格が、下旬に落ち着いたものの、安値で推移した前年を4割以上上回り、平年を5割強上回った(図3)。
 果菜類は、ピーマンの価格が、下旬に落ち着き、高値で推移した前年をかなり大きく下回り、平年をわずかに上回った(図4)。
 土物類は、ばれいしょが、潤沢な入荷から下旬に向け価格を下げ、やや高値で推移した前年をかなりの程度下回り、平年をわずかに下回った(図5)。
 なお、品目別の詳細については表2の通り。

タイトル: p009
 
タイトル: p010
タイトル: p011

(3)大阪市中央卸売市場

 大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万4531トン、前年同月比103.4%、価格は1キログラム当たり284円、同97.9%となった(表3)。
 品目別の詳細については表4の通り。

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