生鮮野菜の輸入数量の増減率を見ると、ねぎ、たまねぎ、にんじんなどが前年を上回った一方、ばれいしょ、かぼちゃ、にんにくなどが前年を下回った。全体では6万2397トン(前年同月比1%増)と前年をわずかに上回った(図2、表2)。
○増加率が高い品目
・ねぎは、前年は国産価格が安定して輸入量が少なかったことから、前年増となった。
・たまねぎは、前年夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、前年10月以降、平年を上回る輸入量が続いている。
・にんじんは、5月の高温や6月の低温・曇天などにより、加工・業務用からの需要が高い太物が少なくなると予想され、加工・業務用を中心とする引き合いが強まったため、輸入量が増加したと考えられる。
○減少率が高い品目
・ばれいしょは、前月に続き、平年並みの輸入量であるが前年の輸入量が平年の約1.8倍であったため、前年減となったと考えられる。
・かぼちゃは、主産地のメキシコ産が2~3月の高温による着果不良などのため減産し、輸入量が減少したと考えられる。
・にんにくは、前年は国産の品薄により国産価格が高騰し、なおかつ中国産の価格が安価であったため、輸入量が多かったと考えられる。