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需給動向 野菜情報 2026年9月号

4 野菜の輸入動向(令和8年6月)

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野菜業務部

【ポイント】

○令和8年6月の野菜輸入量は、24万1796トン(前年同月比2%増)と前年同月をわずかに上回った。
○前年同月を上回ったものは、生鮮野菜、冷凍野菜、乾燥野菜、酢調製野菜およびその他調製野菜であった。
○前年同月を下回ったものは、塩蔵等野菜、トマト加工品およびその他であった。

(1)野菜の輸入量および類別輸入動向

 令和8年6月の野菜輸入量は、生鮮野菜(前年同月比1%増)、冷凍野菜(同4%増)、乾燥野菜(同1%増)、酢調製野菜(同4%増)およびその他調製野菜(同7%増)が前年同月を上回った。
 塩蔵等野菜(同7%減)、トマト加工品(同11%減)およびその他(同8%減)が前年同月を下回った。
 野菜全体の輸入量は24万1796トンとなり、同2%増となった(図1、表1)。

タイトル: p023

(2)生鮮野菜

 生鮮野菜の輸入数量の増減率を見ると、ねぎ、たまねぎ、にんじんなどが前年を上回った一方、ばれいしょ、かぼちゃ、にんにくなどが前年を下回った。全体では6万2397トン(前年同月比1%増)と前年をわずかに上回った(図2、表2)。
 
○増加率が高い品目
・ねぎは、前年は国産価格が安定して輸入量が少なかったことから、前年増となった。
・たまねぎは、前年夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、前年10月以降、平年を上回る輸入量が続いている。
・にんじんは、5月の高温や6月の低温・曇天などにより、加工・業務用からの需要が高い太物が少なくなると予想され、加工・業務用を中心とする引き合いが強まったため、輸入量が増加したと考えられる。
 
○減少率が高い品目
・ばれいしょは、前月に続き、平年並みの輸入量であるが前年の輸入量が平年の約1.8倍であったため、前年減となったと考えられる。
・かぼちゃは、主産地のメキシコ産が2~3月の高温による着果不良などのため減産し、輸入量が減少したと考えられる。
・にんにくは、前年は国産の品薄により国産価格が高騰し、なおかつ中国産の価格が安価であったため、輸入量が多かったと考えられる。

(3)冷凍野菜

 冷凍野菜の輸入量は、いんげん豆等、混合冷凍野菜、ほうれんそう等が前年を上回った一方、いちご、スイートコーン、さといもが前年を下回り、全体では11万822トン(前年同月比4%増)と前年をやや上回った(図3、表3)。
 
○増加率が高い品目
・ほうれんそう等は、天候不順などの影響により本年の国産価格が高く、輸入量が増加したと考えられる。

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(4)生鮮野菜および冷凍野菜以外

○増加率が高い品目
・その他調製野菜のその他の調製野菜の1万3667トン(前年同月比14%増)、スイートコーンの4831トン(同8%増)など

○減少率が高い品目
・塩蔵等野菜のきゅうり及びガーキンの1108トン(同17%減)
・その他調製野菜のしょうが(その他)の1671トン(同15%減)など

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