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需給動向 野菜情報 2026年9月号

1 東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和8年7月)

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野菜業務部・調査情報部

【ポイント】

⃝気温は、北・東・西日本でかなり高かった。降水量は、北日本日本海側と北日本太平洋側で多かった一方、東・西日本日本海側、東・西日本太平洋側、沖縄・奄美で少なかった。日照時間は、西日本日本海側と沖縄・奄美でかなり多かった。
⃝東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は9万8161トン、前年同月比93.7%、価格は1キログラム当たり322円、同110.5%となった。
⃝大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万2259トン、前年同月比92.9%、価格は1キログラム当たり298円、同112.9%となった。
⃝9月は、学校給食の再開やイベントの増加に伴って需要が高まり、市場価格は堅調に推移すると見通される。

(1)気象概況

 北日本は、上旬は高気圧に覆われやすかったが、中旬以降は低気圧や梅雨前線、湿った空気の影響を受けやすかった。このため、月降水量は北日本日本海側と北日本太平洋側で多かった。一方、東・西日本と沖縄・奄美では、高気圧に覆われやすく、晴れた日が多かった。このため、月降水量は東・西日本日本海側、東・西日本太平洋側、沖縄・奄美で少なく、月間日照時間は西日本日本海側と沖縄・奄美でかなり多く、東日本日本海側と東・西日本太平洋側で多かった。
 
 日本付近では偏西風が平年より北側を流れたため、北・東・西日本を中心に暖かい空気に覆われやすかった。このため、月平均気温は北・東・西日本でかなり高かった。関東甲信地方、東海地方、四国地方、九州北部地方では下旬に酷暑日となった所があった。沖縄・奄美では、暖かい空気に覆われやすかった時期もあったが、台風通過後に周辺で海面水温が低下した影響を受けた時期もあったため、月平均気温は平年並みだった。
 
○平均気温は、北日本、東日本、西日本ではかなり高かった。沖縄・奄美では平年並みだった。
 
○降水量は、北日本日本海側、北日本太平洋側では多かった。東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美では少なかった。
 
○日照時間は、西日本日本海側、沖縄・奄美ではかなり多かった。東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本太平洋側では多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側では平年並みだった。
 
 旬別の平均気温、降水量、日照時間は図1の通り。
(出典:気象庁HP「2026年7月の天候」)

タイトル: p009a

(2)東京都中央卸売市場

 東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は9万8161トン、前年同月比93.7%、価格は1キログラム当たり322円、同110.5%となった(表1)。

タイトル: p009b
 
 根菜類は、にんじんの価格が、北海道産の入荷が開始し、下旬以降下落した。天候不順により東北・北海道産が不作だった前年を3割以上下回り、平年比もかなりの程度下回った(図2)。
 葉茎菜類は、はくさいが下旬に向けて徐々に価格を上げ、前年を2割近く上回り、平年を2割以上上回った(図3)。
 果菜類は、きゅうりの価格は堅調に推移し、下旬にやや落ち着いたものの、高値で推移した前年を3割近く上回り、平年を5割近く上回った(図4)。
 土物類は、ばれいしょの価格は、好天で収穫が順調に進んだ春先の産地と後続の北海道産の端境となり、価格は大幅な安値で推移した前年の2倍以上、平年比で5割以上上回った(図5)。
 なお、品目別の詳細については表2の通り。

タイトル: p010
 
タイトル: p011
タイトル: p012

(3)大阪市中央卸売市場

 大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万2259トン、前年同月比92.9%、価格は1キログラム当たり298円、同112.9%となった(表3)。
 品目別の詳細については表4の通り。

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