生鮮野菜の輸入数量の増減率を見ると、ごぼう、にんにく、たまねぎなどが前年を上回った一方、かぼちゃ、ばれいしょ、ジャンボピーマンなどが前年を下回った。全体では5万9829トン(前年同月比15%減)と前年をかなり大きく下回った(図2、表2)。
○増加率が高い品目
・ごぼうおよびにんにくは、前年の中国産が不作により価格が上がったため、輸入量が減少していたことが前年増となった一因と考えられる。
・たまねぎは、夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、昨年10月以降、前年を上回る輸入量が続いている。
○減少率が高い品目
・かぼちゃは、本年3月までニュージーランド産の輸入量が多く在庫があったことや2月の天候不順により、減少したと考えられる。
・ばれいしょは、平年の約1.3倍と輸入量が多かった前年と比べて減少したと考えられる。本年は平年並みの輸入量である。
・ジャンボピーマンは、主要輸入先である韓国の生産量の減少や内需の増加などから輸入量が減少したと考えられる。
○輸入数量の増減が多い品目
・キャベツは、3227トン減の918トン(同78%減)となった。これは、国内の主産地における生育期の低温や干ばつなどの天候不順により輸入量が多かった前年と比べ、大幅に減少したと考えられる。
