生鮮野菜の輸入量の増減率が大きかったものは、たまねぎ、ばれいしょ、しょうがなどが前年を大幅に上回り、キャベツ、かぼちゃ、メロンなどが前年を大幅に下回った。全体では7万2940トン(前年同月比16%減)と前年を大幅に下回った(図2、表2)。
主な品目
(注)のうち、最も増加率が高かったたまねぎの輸入先は、1位が中国の2万7305トン、2位がニュージーランドの2872トン、3位が豪州の1096トンとなった。夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、昨年10月以降、前年を大幅に上回る輸入量が続いている。
二番目はばれいしょで、輸入先は、1位が米国の6623トン、2位が中国の18トンとなった。たまねぎ同様、北海道産の減少により、輸入が増加したと考えられる。
三番目はしょうがで、輸入先は、1位が中国の1783トン、2位がタイの132トンとなった。国産品との価格差が大きく、前年から増加傾向が続いている。
一方、減少率が最も高かったキャベツの輸入先は、1位が中国の1263トン、2位が台湾の162トンとなった。国内の主産地における生育期の低温や干ばつによる天候不順の影響により、国内価格が上昇した前年の輸入量が多かったため、大幅に減少したと考えられる。
二番目はかぼちゃで、輸入先は1位がニュージーランドの6130トン、2位がメキシコの874トンとなった。ニュージーランド産は、令和5年の水害による不作を契機として、量販店からの引きが弱かったことが減少の一因と考えられる。
三番目はメロンで、輸入先は1位がホンジュラスの621トン、2位が豪州の394トン、3位がメキシコの152トンとなった。前年は国産品が厳寒期の低温の影響により減少したが、業務用需要は継続して多かったため、輸入量が増加し、この前年と比べ大幅に減少したと考えられる。
またその他輸入数量が1000トン以下の品目で、大きく輸入量が減少した品目は、はくさいが3162トン減の85トン(同97%減)となった。これは、前年の主産地における生育期の低温や干ばつなどの天候不順の影響により国産品の供給が減ったことから、輸入量が増えた前年と比べ、減少したと考えられる。
(注)輸入数量の多い品目を「主な品目」としている。