生鮮野菜の輸入量は、ばれいしょ、たまねぎ、メロンなどが前年を大幅に上回った一方、にんじん、ねぎ、ごぼうなどが前年を下回った。全体では8万7309トン(前年同月比10%減)と前年をかなり下回った(図2、表2)。
主な品目
(注)のうち、最も増加率が高かったばれいしょの輸入先は、1位が米国の5236トン、2位が中国の29トンとなった。夏場の高温・干ばつにより主産地の北海道産が減少したことから、輸入が増加したと考えられる。
二番目はたまねぎで、輸入先は、1位が中国の2万6533トン、2位がニュージーランドの4263トン、3位が米国の1444トンとなった。ばれいしょ同様、北海道産の減少により、昨年10月以降、前年を大幅に上回る輸入量が続いている。
三番目はメロンで、輸入先は、1位がホンジュラスの751トン、2位が豪州の486トン、3位がメキシコの211トンとなった。平成29年以降、南米や豪州のネット系メロンの輸入が増加している。
一方、減少率が最も高かったにんじんの輸入先は、1位が中国の7966トン、2位が台湾の320トン、3位が豪州の254トンとなった。
二番目はねぎで、輸入先は中国のみで5794トンであった。
三番目はごぼうで、輸入先は同じく中国のみで3263トンであった。
にんじん、ねぎおよびごぼうは、国産品が前年は不作だったため、業務用需要の高まりから前年の輸入量が多かったため、減少率が高かったと考えられる。
また、減少量が多かった品目は、キャベツが1万7252トン減の918トン(同5%)、はくさいが4538トン減の52トン(同1%)となった。これは、国内の主産地における生育時の低温や干ばつによる天候不順の影響から、国内価格が上昇した前年の輸入量が多かったため、大幅に減少したと考えられる。
(注)輸入数量の多い品目を「主な品目」としている。
