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需給動向 野菜情報 2026年6月号

1 東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和8年4月)

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野菜業務部・調査情報部

【ポイント】

⃝気温は、全国的にかなり高かった。降水量は、西日本太平洋側でかなり多かった。日照時間は、西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり少なかった。
⃝東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は10万3886トン、前年同月比97.6%、価格は1キログラム当たり297円、同96.5%となった。
⃝大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万2081トン、前年同月比90.3%、価格は1キログラム当たり278円、同98.8%となった。
⃝5月の梅雨入り前に、晴天が少しでも続けば、果菜類を中心に出回りは引き続き多く、6月後半から7月は、物不足で高値の展開が予想される。

(1)気象概況

 上旬は、本州付近および北日本の北方を低気圧と高気圧が比較的短い周期で交互に通過した。旬平均気温は、全国的にかなり高く、北日本の旬平均気温の平年差は+3.1度と1946年の統計開始以降、4月上旬として1位の高温となった。
 旬降水量は、全国で多かった。特に4日頃と10日頃に日本海を東進した低気圧により、全国的にまとまった雨となり、東・西日本太平洋側を中心に大雨となった所もあった。
 旬間日照時間は、低気圧や前線の影響を比較的受けやすかった北・東・西日本日本海側と北・東・西日本太平洋側で少なかった。
 
 中旬は、日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過した。旬平均気温は日本付近は暖かい空気に覆われやすかったため、東日本では真夏日となる所もあるなど、全国的にかなり高かった。沖縄・奄美の旬平均気温の平年差は+2.8度と1946年の統計開始以降、4月中旬として1位タイの高温となった。
 旬降水量は、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側、北・東日本太平洋側と沖縄・奄美で少なかった。
 旬間日照時間は、沖縄・奄美でかなり多く、北・東日本日本海側と北・東日本太平洋側で多かった。一方、西日本日本海側でかなり少なく、西日本太平洋側で少なかった。
 
 下旬は、日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過した。旬平均気温は日本付近は北・東日本を中心に暖かい空気に覆われやすかったため、北・東日本で高かった。
 旬降水量は、北日本は高気圧に覆われやすかった一方、東・西日本では本州南岸を通過した低気圧や日本の南海上に停滞した前線の影響を受けやすく、北日本太平洋側で少なかった一方、西日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美で多かった。
 旬間日照時間は、北日本日本海側、北日本太平洋側、沖縄・奄美で多かった一方で、西日本太平洋側でかなり少なく、東日本太平洋側と西日本日本海側で少なかった。
 旬別の平均気温、降水量、日照時間は図1の通り。
 
タイトル: p008a

(2)東京都中央卸売市場

 東京都中央卸売市場における野菜の入荷量は10万3886トン、前年同月比97.6%、価格は1キログラム当たり297円、同96.5%となった(表1)。
 
タイトル: p008b
 
 根菜類は、にんじんの価格が、極端な高値だった前年を3割以上下回り、平年をかなりの程度下回った(図2)。
 葉茎菜類は、ねぎの価格が気温の上昇に伴い需要が減退し、春ねぎの残量も多く、品質も下がらなかったことから夏ねぎへの移行が進まず、大幅に高値で推移した前年を4割以上下回り、平年を3割以上下回った(図3)。
 果菜類は、ピーマンの価格が、高値で推移した前年をやや下回り、平年をわずかに上回った(図4)。
 土物類は、たまねぎの価格が、堅調な推移から下旬に向け、やや落ち着いたものの、前年を2割以上上回り、平年を4割近く上回った(図5)。
 品目別の詳細については表2の通り。
 
タイトル: p009
 
タイトル: p010
タイトル: p011
 

(3)大阪市中央卸売市場

 大阪市中央卸売市場における野菜の入荷量は3万2081トン、前年同月比90.3%、価格は1キログラム当たり278円、同98.8%となった(表3)。
 品目別の詳細については表4の通り。
 
タイトル: p012a
 
タイトル: p012b
タイトル: p013
タイトル: p014
 
タイトル: p015a
タイトル: p015b
 
タイトル: p016a
タイトル: p016b