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需給動向 野菜情報 2026年5月号

4 野菜の輸入動向(令和8年2月)

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野菜業務部

【ポイント】

 令和8年2月の野菜輸入量は、23万3515トン(前年同月比7%増)と前年同月をかなりの程度上回った。冷凍野菜、塩蔵等野菜、乾燥野菜、酢調整野菜、その他調製野菜、その他が前年同月を上回ったが、生鮮野菜、トマト加工品は前年同月を下回った。

(1)令和8年2月(速報値)

 令和8年2月の野菜輸入量は、冷凍野菜(前年同月比20%増)、塩蔵等野菜(同29%増)、乾燥野菜(同43%増)、酢調整野菜(同28%増)、その他調製野菜(同18%増)、その他(同13%増)が前年同月を上回った。
 生鮮野菜(同10%減)、トマト加工品(同8%減)は前年同月を下回った。
 野菜全体の輸入量は23万3515トンとなり、前年同月比7%増となった(図1、表1)。
 
タイトル: p024

(2)生鮮野菜

 生鮮野菜の輸入量は、たまねぎ、かぼちゃ、にんにくなどが前年を上回った一方、にんじん、結球レタス、ごぼうなどが前年を下回った。全体では6万8181トン(前年同月比10%減)と、前年をかなりの程度下回った(図2、表2)。
 主な品目(注)のうち、最も増加率が高かったたまねぎの輸入先の内訳は、1位が中国の2万5368トン、2位が米国の2960トン、3位がオランダの617トンとなった。北海道産の不作で国産品の高値が続いており、昨年10月以降、前年を大幅に上回る輸入量が続いている。
 二番目はかぼちゃで、輸入先の内訳は、1位がニュージーランドの8794トン、2位がメキシコの588トンとなった。ニュージーランド産は春先までがピークとなる。
 三番目はにんにくで、輸入先の内訳は、1位が中国の1722トン、2位がスペインの33トン、3位がアルゼンチンの14トンとなった。
 一方、減少率が最も高かったにんじんの輸入先は、1位が中国の5369トン、2位が台湾の210トン、3位が豪州の179トンとなった。
 二番目は結球レタスで、輸入先の内訳は、1位が台湾の1120トン、2位が中国の2トンとなった。
 三番目はごぼうで、輸入先は中国のみであった。
(注)輸入数量の多い品目を「主な品目」としている。

タイトル: p025

(3)冷凍野菜等

 冷凍野菜の輸入量は、混合冷凍野菜、さといも、その他の冷凍野菜などが前年を上回った一方、スイートコーンが前年を下回り、全体では10万3239トン(前年同月比20%増)と、前年を大幅に上回った(図3、表3)。
 主な品目のうち、最も増加率が高かった混合冷凍野菜の輸入先は、1位が中国の2048トン、2位が米国の230トン、3位がベトナムの83トンとなった。
 二番目はさといもで、輸入先の内訳は、1位が中国の2264トン、2位が台湾の1トンであった。
 三番目はその他の冷凍野菜で、輸入先の内訳は、1位が中国の31015トン、2位がベトナムの1152トン、3位がインドネシアの510トンであった。
 一方、最も減少率が高かったスイートコーンの輸入先の内訳は、1位が米国の2055トン、2位が中国の950トン、3位がタイの855トンであった。
 
タイトル: p026
 
 生鮮野菜および冷凍野菜以外の類別において、大きな変動のあった主要な品目の輸入量は、増加率の高かったものは、その他調整野菜のしょうが(その他)が2128トン(前年同月比54%増)、たけのこが5063トン(同49%増)などであり、減少率が高かったものは、トマト加工品のピューレ等関割以外が1万375トン(同2%減)、その他のトマト加工品が7402トン(同24%減)などであった。

タイトル: p027
 
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タイトル: p029