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需給動向 野菜情報 2026年4月号

4 野菜の輸入動向(令和8年1月)

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野菜業務部

【ポイント】

 令和8年1月の野菜輸入量は、23万7739トン(前年同月比2%減)となった。冷凍野菜、トマト加工品が前年同月を上回ったが、生鮮野菜、塩蔵等野菜、乾燥野菜、酢調整野菜、その他調整野菜、その他が前年同月を下回った。

(1)令和8年1月(速報値)

 令和8年1月の野菜輸入量は、冷凍野菜(前年同月比2%増)、トマト加工品(同22%増)が前年同月を上回った。生鮮野菜(同9%減)、塩蔵等野菜(同24%減)、乾燥野菜(同14%減)、酢調整野菜(同5%減)その他調製野菜(同3%減)、その他(同5%減)、は前年同月を下回った。
 野菜全体の輸入量は23万7739トンとなり、前年同月比2%減となった(図1、表1)。
 
タイトル: p030

(2)生鮮野菜

 生鮮野菜の輸入量は、たまねぎ、かぼちゃ、ばれいしょなどが前年を上回った一方、ジャンボピーマン、にんじん、ねぎなどが前年を下回った。全体では7万3738トン(前年同月比9%減)となった(図2、表2)。
 主な品目(注)のうち、最も増加率が高かったたまねぎの輸入先の内訳は、1位が中国の2万7704トン、2位が米国の4117トン、3位がオランダの1414トンとなった。北海道産の不作で国産品の高値が続いており、昨年10月以降、前年を大幅に上回る輸入量が続いている。
 二番目はかぼちゃで、輸入先の内訳は、1位がメキシコの1万1066トン、2位がニュージーランドの696トンとなった。潤沢だったメキシコ産は2月上旬までの出回りとなり、2月から出始めたニュージーランド産は、例年通りであれば3~5月が入荷の増える時期となる。
 三番目はばれいしょで、輸入先の内訳は、1位が米国の4278トン、2位が中国の16トンとなった。米国産はチップス用に限定されており、たまねぎ同様北海道産の不作から輸入量が伸びている。
 一方、減少率が最も高かったジャンボピーマンの輸入先は、1位が韓国の808トン、2位がニュージーランドの297トンとなった。
 二番目はにんじんで、輸入先の内訳は、1位が中国の5522トン、2位が豪州の183トン、3位が台湾の67トンとなった。
 三番目はねぎで、輸入先は中国のみであった。
 
(注)輸入量の多い品目を「主な品目」としている。
 
タイトル: p031

(3)冷凍野菜等

 冷凍野菜の輸入量は、ブロッコリー、混合冷凍野菜、いんげん豆等などが前年を上回った一方、えだまめ、いちご、スイートコーンが前年を下回り、全体では9万7604トン(前年同月比2%増)となった(図3、表3)。
 主な品目のうち、最も増加率が高かったブロッコリーの輸入先は、1位が中国の4589トン、2位がエクアドルの3430トン、3位がグアテマラの57トンとなった。
 二番目は混合冷凍野菜で、輸入先の内訳は、1位が中国の1804トン、2位が米国の104トン、3位がニュージーランドの35トンであった。
 三番目はいんげん豆等で、輸入先の内訳は、1位が中国の1420トン、2位がタイの366トン、3位がポルトガルの72トンであった。
 一方、最も減少率が高かったえだまめの輸入先の内訳は、1位が中国の1583トン、2位が台湾の1273トン、3位がタイの641トンであった。
 二番目はいちごで、輸入先の内訳は、1位が中国の797トン、2位がペルーの334トン、3位がモロッコの166トンであった。
 三番目はスイートコーンで、輸入先の内訳は、1位がタイの886トン、2位が中国の861トン、3位が米国の842トンであった。
 
タイトル: p032
 
 生鮮野菜および冷凍野菜以外の類別において、大きな変動のあった主要な品目の輸入量は、増加率の高かったものは、トマト加工品のピューレ等関割以外が1万832トン(前年同月比30%増)、その他のトマト加工品が1万309トン(同14%増)、その他調製野菜のにんじんジュースが1924トン(同11%増)などであり、減少率が高かったものは、その他調整野菜のしょうが(その他)が1560トン(同40%減)、塩蔵等野菜のその他の塩蔵野菜が2061トン(同32%減)、乾燥野菜のその他の乾燥野菜が2244トン(同16%減)などであった。
 
タイトル: p033

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