冷凍野菜の輸入量は、ごぼう、さといも、ばれいしょなどが前年を上回った一方、えだまめ、いちご、スイートコーンが前年を下回り、全体では11万2882トン(前年同月比6%増)と、前年をかなりの程度上回った(図3、表3)。
主な品目のうち、最も増加率が高かったごぼうの輸入先は、中国のみで1007トンであった。生鮮品の輸入量が減った一方で、需要期を迎え冷凍品が増量した。
二番目はさといもで、輸入先の内訳は、1位が中国の3189トン、2位が台湾の8トン、3位がエクアドルの2トンであった。さといもは年末年始に欠かせない商材だが、国内の栽培面積が減少し、通年で高値基調が続いている。主産地である埼玉産が、夏場の高温により作柄不良だったことから冷凍品の輸入が増えたとみられる。
三番目はばれいしょで、輸入先の内訳は、1位が米国の2万805トン、2位が中国の7409トン、3位がカナダの3644トンであった。ベルギー産やオランダ産が減少した一方、インド産の伸びが目立っている。
一方、最も減少率が高かったえだまめの輸入先の内訳は、1位が中国の2002トン、2位が台湾の1157トン、3位がタイの600トンであった。
二番目はいちごで、輸入先の内訳は、1位が中国の1046トン、2位がペルーの279トン、3位がエジプトの168トンであった。
三番目はスイートコーンで、輸入先の内訳は、1位が中国の985トン、2位が米国の889トン、3位がタイの848トンであった。
生鮮野菜および冷凍野菜以外の類別において、大きな変動のあった主要な品目の輸入量は、増加率の高かったものは、塩蔵等野菜のその他の塩蔵野菜が2863トン(同26%増)、酢調整野菜のしょうがが1691トン(同5%増)、その他調製野菜のきのこ(加糖、無糖・気密・気密以外)が1247トン(同5%増)などであり、減少率が高かったものは、トマト加工品のその他のトマト加工品が5827トン(同27%減)、その他調製野菜のスイートコーンが4133トン(同10%減)、乾燥野菜のその他の乾燥野菜が1900トン(同10%減)などであった。