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需給動向 野菜情報 2026年3月号

2 首都圏の需要を中心とした3月の見通し

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野菜振興部・調査情報部
 年明けから北日本や日本海側は豪雪に見舞われ、太平洋側は毎日好天が続いている。年明けの野菜産地は太平洋側の多日照地域にあるため、少雨の状況が続いている。「干ばつに不作無し」といわれるように、各産地ともに生育は順調で、野菜の出荷に問題はないと見込まれる。とはいえ、消費者目線で見ると、キャベツは軽く仕上がり、ねぎは細く短くて軽いものの、家庭の冷蔵庫では持ちが極めて良好である。一方、定数詰めの容器では、納入された側から目方が足りないと指摘される可能性がある。農家側から見れば、畑に十分に残量はあり、2月のいずれかの時点で降雨があれば、肥大が促進されるため、収穫を慌てる必要がないと感じているであろう。しかしながら、2月に入っても降雨が少なければ、3~4月の春作は遅れがちとなる。3月は強風もあれば豪雨もあるなど、近年の気象については過去の常識が通用せず、予測が難しい。東京市場の1月上旬の価格は、1キログラム当たり309円と、10年以上前であれば高いと言えるが、ここ数年では平年並みのレベルである。資材費などは上がっており、農家はハウスの燃料代の動きにも敏感な状況のため、2~3月は野菜価格の上昇が期待される。
 
タイトル: p039a
 だいこんは、千葉産は前進傾向で、2月5日頃から徐々に減り始める。春だいこんは2月下旬から増えてくるため、2月中旬が端境期となり少なくなるが、ピークは、3月下旬から4月と予想される。現時点(令和8年1月末)では干ばつが続いているが、12月から翌1月にかけての作業は、適度な降雨があり問題はなかった。今後は、肥大の心配もさることながら、横しま症など品質の低下が予想される。神奈川産は、現時点で出荷シーズンの中間点を迎えた。前半は平年並みの出荷となったが、2~3月は若干減る可能性がある。Lサイズ中心に、4月上旬までの出荷が見込まれる。大分産の高原の物は、2月中旬から播種(はしゅ)が始まり、5月から出荷開始と見込まれる。平野部の秋冬物は通常通り、市場出荷と加工業者への納入の二本立てとなっている。現状では、サイズは2Lが中心となり順調であるが、今後は細物が増え、L中心となるであろう。加工向けは、工場の閉鎖や縮小で従来の需要が減っており、市場出荷の比率が高まっているが、市場の価格も前年の5割程度と安い。おでんや刺身のつまの需要が減っていることが響いている。
 
 にんじんは、千葉産は、現時点ではシーズンの折り返しを過ぎたところで、ほぼ前年並みの出荷となっている。盆過ぎに播種(はしゅ)し、今後出荷される物は、高温・干ばつの影響により、やや小ぶりの仕上がりが予想される。出荷は3月いっぱいと見込まれるが、前年を下回る出荷量と見込まれる。徳島産は、例年通り3月15日から出荷開始となり、ピークは4月中・下旬と見込まれる。当初からの干ばつ傾向で発芽率が悪かったが、特にまき直しは行っておらず、害虫の発生が多く、サイズはMが多くなると予想される。作付けが減少しており、出荷量は前年を下回ると見込まれる。
 
タイトル: p039b
 キャベツは、千葉産は前進傾向で、2月中旬から出荷量が減り始め、3月中旬が底になると予想される。3月下旬には「(きん)(しゅん)」や「(きん)(けい)201号」の出荷が始まって、この本春物のピークは4月中・下旬と見込まれる。愛知産は、1月中はほとんど降雨がなかったが、現時点までの出荷ペースは、例年と同様となっている。年末の降雨により、年初はやや前進気味であったが、その後の低温で生育はやや緩慢となった。それでも出荷の遅れはないが、2月中旬以降から出荷の始まる「YRたかみね」、「冬のぼり」などは、玉伸びに問題が出る可能性がある。8玉サイズが出荷の中心となると予想される。神奈川産は、現時点では春系の出荷となっており、順調である。「金系201号」が2月末に一度出荷され、3月に入って本格化すると見込まれる。現状までは、干ばつとなっているが、定植も順調で平年並みの出荷が予想される。
 
 はくさいは、茨城産は、1月下旬の段階で、秋冬物のピークは終了し、2月下旬から3月上旬は少なくなると見込まれる。春はくさいは例年と同様、3月中旬から出荷となるが、ハウス物であるため、現時点の干ばつの影響はそれほど受けていない。出荷の展開としては平年と同様となり、春はくさいのピークは4月になると見込まれる。
 
 ほうれんそうは、埼玉産は、1月下旬時点で、少雨と低温により生育が遅くなって、出荷が減っている。今後、降雨があれば、再び潤沢に出荷が回復すると見込まれる。まとまって多く出荷されるのは4月までで、5月に入ると減少すると予想される。千葉産は、周年出荷できる産地ではあるが、出荷のメインは、3~5月である。温暖化の影響などで、作付けは徐々に減ってきているが、3月の出荷量はほぼ前年並みと予想される。
 
 ねぎは、千葉産(海匝)は、2~3月と秋冬物の出荷が続く。出荷量は、前年をやや上回る見込みである。干ばつの影響はあるが、特別細くはなく肥大しているものの、規定の本数でも重さが足りない。千葉産(山武郡)は、現時点では干ばつであるが、太物の出荷が増えている。3月20日からは春ねぎとなる。ここ2~3年、この時期は前年の高温の影響から少なめの出荷が続いたが、暑さ対策が功を奏し、今年は前年を上回る出荷が予想される。茨城産は、3月は秋冬物の終盤で、春物の始まる時期である。2月に続き3月も潤沢な出荷が予想される。干ばつの影響で、やや出荷が遅れていること、白い部分が短いこと、軽めであることなどが難点になっている。埼玉産は、現時点で秋冬ねぎは遅れており、4月まで残ると予想している。少雨の影響で白い部分が短く、肥りも良くない。2月に降雨があれば、肥大も良くなると見込まれる。今後、ピークは見られず、一定のペースの出荷が続くと予想される。
 
 レタスは、静岡産は、現時点までは平年並みの出荷状況となっている。干ばつ傾向ではあるが、肥大は悪くなく、1箱18、17玉入りが中心である。2月20日頃まではこのままの出荷が続くが、3月上旬には減少してきて、4月上旬に切り上がると見込まれる。出荷量は、平年並みと予想される。茨城産は、3月出荷分もトンネル物であるが、生育は順調で、平年並みの出荷が予想される。干ばつの影響により、現時点で1週間程度遅れているが、2月に降雨があれば、大きな心配はないと見込まれる。兵庫産は、1月末の段階でも、まだまだ出荷期間の折り返し前である。干ばつの影響により、やや遅れているが、3月中旬から春物の出荷も始まり、最盛期を迎えると見込まれる。3月の出荷は、平年並みと予想される。長崎産は、前年から前進出荷が続いた影響に加え、さらに寒波で出遅れ、1月末の段階で出荷は少なめとなっている。今後、平年通りの展開であれば、2月下旬から3月がピークとなり、引き続き4月も出荷量は多く、5月になって減少すると予想される。
 
タイトル: p040
 きゅうりは、群馬産は、現時点(令和8年1月末時点)で収穫が本格化してきている。2~3月は例年通りで、順調な出荷が予想される。晴天が続き過ぎているが、きゅうりにとっては好都合であり、リスクとしては、南岸低気圧による降雪と、曇天が継続した場合には、出荷は減少に転じる。千葉産は、越冬物は平年並みであれば3~4月に出荷のピークとなり、5~6月にかけて終了するが、今作は、前年の10~11月の天気が悪かったため、例年とは異なる展開が予想される。今後、2月に増加し、その後は天気次第ではあるが、爆発的な急増はないと見込まれる。宮城産は、3月初め頃から出荷を開始し、東京市場への出荷は4月10日過ぎ頃からで、現時点では定植作業が続いている。最大のピークは5~6月で、この時期には露地物も始まると予想される。
 
 なすは、高知産の生育は順調で、現時点まではやや多めの出荷となっている。2月にはやや減少し、3月に再び増加すると予想される。干ばつではあるが、(かん)水はできている。福岡産は、2~3月は増えながら推移すると見込まれるが、それでも前年の暑さで前進した影響により樹勢が落ちており、さらに干ばつと寒さから例年を下回る出荷と予想される。
 
 トマトは、愛知産の越冬物の出荷は順調だが、3月に入り植え替えの時期を迎えて終盤に向かい、その後は促成物となり、4月下旬から5月に再び増加すると見込まれる。福岡産は、2~3月の出荷は増えながら推移し、最大のピークは4月上旬からと見込まれる。品種は中玉の「フルティカ」と大玉の「桃太郎ホープ」で、サイズはMとLが中心と予想される。佐賀産は、「光樹とまと」は干ばつの影響で、例年よりも早く出荷が開始した。現時点では花付きも良好で、3月は前年並みの出荷が見込まれ、4~5月に最大のピークとなると予想される。熊本産は、現時点では増量のペースに入っており、2月は遅れていた分の出荷があると予想される。3月に入っても引き続き潤沢に出荷されるが、大きな山はない。栃木産は、前年からの越冬物に加え、1月から促成物の春トマトも始まってきた。今のところ病害虫の発生もなく、3月まで微増ペースで推移し、4月から増えて5~6月がピークとなると見込まれる。「桃太郎ブライト」、「TTM179」など、品種は農家の裁量により選ばれている。春物は、始まりの物でLサイズ中心となっている。茨城産は、「ファーストトマト」が1月下旬から始まった。出揃うのは2月中旬で、3月に入りピークになるが、20日の彼岸頃に減少してくると予想される。その後、5月の大型連休明け頃に一番多くなるが、全体的に平準な出荷が見込まれる。品種は「レディーファースト」で、サイズはLが中心である。
 
 ミニトマトは、和歌山産は、「キャロルセブン」が前年10月から出荷を開始した。定植時(9~10月)の高温の影響で、前年を下回る出荷が続いたが、2月から盛り返して前年並みに追いつき、5月がピークと予想される。切り上がりは6月30日頃と見込まれる。
 
 ピーマンは、高知産は、好天続きのため生育はかなり順調で、この天候が続けば2~3月の出荷は問題ないであろう。現在の出荷物は、やや実がごつごつした感があるが、特段の問題なく出荷できている。今作の最大のピークは4月に入ってからと見込まれるが、まとまった降雨などがあれば、変化することも想定しておくべきである。茨城産は、好天が続いたため、春ピーマンは1月下旬から順調に出荷開始している。このまま天候に大きな崩れがなければ、3月後半に一回目のピークが来ると予想される。宮崎産は、3月も増加する時期ではあるが、干ばつの影響はなく、生育は順調で、4~5月が一番多く出荷できると見込まれる。千葉産は、2~3月に定植する春ピーマンの出荷が3月から始まり、6月いっぱいまでで、ほぼ例年並みの出荷が予想される。さらに、4~5月に定植するものは夏秋ピーマンとなる。
 
 
タイトル: p041a
 ばれいしょは、鹿児島産(県北産地)の早春ばれいしょは、2月に前倒し気味で終了し、春ばれいしょは3月20日頃から掘り採りの出荷が開始される予定である。東京市場には、3月下旬から出荷されると予想される。鹿児島産(大隅半島)の「春ばれいしょ」は、3月初旬から東京市場への出荷を開始すると見込まれる。この早めの出荷物の作柄は問題ないが、4月中旬の出荷物は、降霜や寒の戻りで1週間程度遅れることが予想される。北海道産(道南)は、年明けから前年を下回る出荷となっており、引き続き3月も少なく、例年より半月ほど早く、3月中旬に切り上がると見込まれる。引き続きLサイズが中心である。
 
 たまねぎは、佐賀産の極早生物は、3月下旬から出荷を開始する見込みである。干ばつであるが、定植時期の12月には降雨があり、根はしっかり活着している。熊本産の「サラたまちゃん」は、葉付きが1月26日から出荷開始し、2月いっぱいで終了し、3月には通常のタイプの切りたまねぎとなると予想される。作付けは増えているが、干ばつと播種時期の高温の影響により、やや生育が遅れ、3月としてはやや少なめの出荷量と予想される。静岡産の「プレミアムホワイト」は2月中旬で終了し、その後は黄色たまねぎが中心となると見込まれる。現状では干ばつが続いているが、肥大させてから出荷する方針で、3月いっぱいの出荷計画である。作付けは前年を下回っているため、その分だけ出荷量が前年に届かないと予想される。北海道産は、令和7年産の最終の出荷は、例年より半月早い4月末までと見込まれ、2月以降は前年の70%程度の出荷で、Lサイズ中心となることが見込まれる。
 
 さといもは、埼玉産の貯蔵物となるが、4月まで前年並みの出荷が予想される。
 
タイトル: p042b
 ブロッコリーは、埼玉産は、3月までの秋冬物は通常であれば3月中旬にピークが来るが、今年は1月から極めて雨が少なく、2週間以上生育遅れとなっている。2月に入って降雨があれば、一気に生育が進んで出荷が増えると予想される。4月からの春物の始まる前は、例年を上回る出荷の展開が予想される。愛知産は、3月までは秋冬物となるが、現在までの出荷は順調で、1月末時点でピークになっている。2月に入っても引き続き多く、3月にはいったん減り、4月に入り春物となって再び増量が予想される。熊本産は、1月中旬に一回目のピークが来て、気温が上昇する2月下旬辺りに二回目のピークが来ると予想される。3月に入ると春ブロッコリーになるが、この定植は問題なく終わっている。現時点では干ばつで、低温の影響を受けている。6月までの出荷が予想されるが、当面はゆっくりした出荷ペースで推移すると見込まれる。
 
 アスパラガスは、福島産は、例年通りであればハウス物の出荷が3月下旬から開始する。今後、積雪が多くなることがあれば、4月に後ろ倒しとなることも予想される。このハウス物のピークは4月中旬であり、今年の株の充実度は悪くないと予想される。長崎産のハウス物は、2月中旬から収穫が始まるが、1月後半の寒波で例年よりやや遅れている。出荷のピークは、3月中旬~4月上旬である。
 
 メロンは、熊本産の「アンデスメロン」は3月下旬から例年通りの出荷が予想される。宇土地区は、6ヘクタール25軒の農家が担当して、全国に出荷する。4月下旬からゴールデンウィーク中がピークと予想される。その他「レノン」、「肥後グリーン」は4月中下旬に出荷予定であるが、数はそれ程多くない。
 
 いちごは、静岡産は「きらぴ香」と「紅ほっぺ」の二本立ての出荷となっており、いずれも年内から順調な出荷である。1月末時点では「紅ほっぺ」が少なくなっているが、2月には二番果がピークになり、3月には「きらぴ香」が増えてピークとなると予想される。
 
 すいかは、熊本産は前年の12月から出荷を開始し、3月から増え始め、3月末から4月に入りさらに増量してくる展開が予想される。作付けはほぼ前年並みで、1箱2玉入りのM・Lサイズ中心と見込まれる。品種は「春のだんらん」、「夏の夢スーパー5」である。
 
 こだますいかは、茨城産は例年通り3月1日から出荷が始まるが、初めの物は、交配時期の低温により遅れ気味となる見込みである。それでも増えながら推移して、5月下旬から6月上旬が最大のピークになると予想される。
 
 かんしょは、茨城産は1月までは「(べに)(ゆう)()(べにはるか)」の出荷となったが、2月中旬から「べにまさり」が開始する。この「べにまさり」の作付けは微増で、引き続き3月までは前年並みの平準な出荷が続くが、4月に入ってから減少してくると予想される。
 
 ごぼうは、商系の情報によると、青森県産の貯蔵物が中心となっている。前年の価格が高かったこともあり、農家の在庫量は前年より多いと予想される。一方、九州産の新ごぼうは年末の価格が高かったことから、年明けの荷動きは鈍い。引き続き2~3月の新物は、鹿児島産、熊本産ともに生育は順調で、価格的には前年より落ち着いた展開が予想される。
 
 たけのこは、鹿児島産は、東京市場へは例年と同様に前年の11月から出荷が始まった。今年については、農家によって豊凶の差はあるが、総じて表年である。2月までの出荷は横ばいで推移し、3月に入りピークとなって3月末までの出荷と見込まれる。2キログラム箱で2本か3本が中心である。静岡産は、今年は表年で、前年を上回る出荷が予想される。当面は増えながら推移し、出荷のピークは例年と同様に4月上旬である。3月は4キログラム箱で、隔日出荷されると見込まれる。
 
 スイートコーンは、沖縄産は4月の出荷物の定植が始まったところであるが、出荷は12月から始まっている。1~3月まではほぼ横ばいのペースで推移し、4月から量的に増えて、5月上・中旬が最大のピークとなると予想される。全て露地栽培であるが、寒さによる被害は今のところ報告されていない。品種はバイカラーの「スペリオールコーン グラビス」である。
 
 きぬさやえんどうは、鹿児島産が11月から出荷を開始し、1月末頃にはピークが終了し、3月までの出荷と見込まれる。
 グリーンピース(実えんどう)は、鹿児島産が1月10日頃から始まり、3月下旬から4月上旬がピークとなる見込みである。作付面積の減少はあるが、生育は順調である。
 スナップえんどうは、鹿児島産は前年から出荷が始まっているが、ピークは3月下旬から4月上旬となる見込みである。前年の高温の影響により出荷は遅れており、乾燥もあり、実の肥大も鈍い。愛知産は、前年は11月から始まっており、1月末時点で樹勢が落ちてきており、干ばつと低温によりふくらみはゆっくりである。付いている花数からすると、2月の後半は暖気が強まって、3月上・中旬が最大のピークと予想され、2~3月は前年並みの出荷が予想される。
 そらまめは、鹿児島産はハウス物が2月から始まるものの、3月はまだまだ少なく4月中旬頃からピークと予想される。露地物は、4月に入り出荷を開始し、ピークは4月下旬から5月上旬と予想される。
 
 ナバナは、千葉産は、前年から作柄は良好で推移してきたが、現状は降雨の少なさが影響し、出荷は伸びを欠いている。2月に降雨があれば、2月下旬が最大のピークになると予想される。結束タイプが中心の出荷で、4月いっぱいまで出荷が続く見込みである。福岡産の「博多な花おいしい菜」は1月末時点で順調に出荷されているが、2~3月が年間を通してのピークとなる。作付けは前年並みで、3月いっぱいで切り上がる見込みである。
(執筆者:千葉県立農業大学校 講師 加藤 宏一)