冷凍野菜の輸入量は、スイートコーン、ほうれんそう等、さといもなどが前年をかなりの程度上回った一方、いちご、ばれいしょ、えだまめなどが前年をかなり下回り、全体では10万5103トン(前年同月比0%減)となった(図3、表3)。
主な品目のうち最も増加率が高かったスイートコーンの輸入先の内訳は、1位が米国の2037トン、2位がタイの1493トン、3位が中国の566トンであった。
二番目はほうれんそう等で、輸入先の内訳は、1位が中国の4806トン、2位がミャンマーの53トン、3位が台湾の41トンであった。
三番目はさといもで、輸入先の内訳は、1位が中国の2408トン、2位が台湾の2トン、3位がベトナムの1トンであった。国産は高値が継続しているが、月間輸入量は2000トン前後で安定している。
一方、最も減少率が高かったいちごの輸入先の内訳は、1位が中国の939トン、2位がエジプトの380トン、3位がチリの232のトンであった。
二番目はばれいしょで、輸入先の内訳は、1位が米国の2万3797トン、2位が中国の5448トン、3位がオランダの3541トンであった。
三番目はえだまめで、輸入先の内訳は、1位が中国の2059トン、2位が台湾の1941トン、3位がタイの1043トンであった。
生鮮野菜および冷凍野菜以外の類別において、大きな変動のあった主要な品目の輸入量は、その他調製品のしょうが(その他)が1644トン(前年同月比29%増)、塩蔵等野菜のその他の塩蔵野菜が2196トン(同18%増)、トマト加工品のその他のトマト加工品が1万222トン(同11%増)、その他調製品のにんじんジュースが1679トン(同37%減)、トマト加工品のピューレ等関割以外が9068トン(同7%減)、その他調製品のスイートコーン5203トン(同3%減)などとなった。
