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需給動向 2 (野菜情報 2016年9月号)


2 野菜の輸入動向(平成28年6月)

野菜需給部


【要約】

 6月の野菜の輸入量は、冷凍野菜がばれいしょの増加でかなり前年を上回ったものの、生鮮野菜、その他調製野菜などが前年を下回ったことから、全体では1%の増加となった。

(1)平成28年6月(速報値)

平成28年月の野菜輸入量は、23万4740トン(前年同月比1747トン増、1%増)となった。類別で見ると、冷凍野菜が前年をかなり大きく上回ったものの、そのほかの生鮮野菜をはじめとする、多くの主な類別が前年を下回ったことから、全体の輸入量は1%増と前年並みとなった。(図、表)。





(2)生鮮野菜

生鮮野菜の輸入量は、この時期輸入量が増加するかぼちゃ、ばれいしょおよびしょうがが前年を大幅に上回ったものの、にんじん及びかぶ、メロンが前月に引き続き前年を下回ったほか、輸入量の多いたまねぎが、かなりの程度下回ったことなどから、全体ではカ月連続で前年を下回った(図)。



主な品目のうち最も増加率が高かったのはかぼちゃで、8691トン(同2441トン増、39増)となった。国別の内訳は、第位がメキシコの8685トン、第位が米国のトンであった。メキシコ産が順調な生育となったことから輸入量が増加したとみられる。

かぼちゃに次いで増加率が高かったのはばれいしょで、3831トン(同710トン増、23増)となった。国別の内訳は、第位が米国の3811トン、第位が中国の20トンであった。加工業務用の需要の高まりにより、輸入量が増加したとみられる。

次いで増加率が高かったのはブロッコリーで、2092トン(同384トン増、22増)となった。国別の内訳は、第位が米国の1885トン、第位がオーストラリアの134トンであった。国産が高値で推移していたことにより、輸入量が増加したとられる。

一方で、主な品目のうち最も減少率が高かったのはにんじん及びかぶで、6507トン(同2024トン減、24減)となった。国別の内訳は、第位が中国の5993トン、第位がニュージーランドの437トンであった。国産が好天により出荷が順調なことや、ニュージーランドなどは作柄良好だったが、最大の輸入先国である中国の作柄不良により、月以降中国産の輸入価格が大幅に上昇したことから、輸入量が減少したとみられる。

にんじん及びかぶに次いで減少率が高かったのはメロンで、2946トン(同442トン減、13減)と減少した。国別の内訳は、第位がメキシコの2856トン、第位が韓国の90トンであった。メキシコ産の南から北への主産地の切り替わりによる生産量の減少により、輸入量が減少したとみられる(表)。



(3)冷凍野菜等

冷凍野菜の輸入量は、ほうれんそう等が前年をかなりの程度下回ったものの、ばれいしょおよびいんげん豆等をはじめ、そのほかの主要な品目が前年を上回ったことから、全体では前年をかなり大きく上回った(図)。



主な品目のうち増加率が高かったのはばれいしょで、万2947トン(同8728トン増、36増)となった。国別の内訳は、第位が米国の万5423トン、第位がオランダの2151トンであった。ファストフードなどの国内需要が堅調で、輸入量が増加したとみられる。

ばれいしょに次いで増加率が高かったのはいんげん豆等で、2183トン(同387トン増、22増)となった。国別の内訳は、第1位が中国の1186トン、第位がタイの815トンであった。国産が干ばつ傾向等の天候不良により出荷が減少したことや中国が作柄良好であったことから、輸入量が増加したとみられる。

次いで増加率が高かったのはスイートコーンで、4449トン(同570トン増、15増)とカ月連続の増加となった。国別の内訳は、第位が米国の3139トン、第位がタイの594トンであった。ファストフードなどの国内需要が堅調で、輸入量が増加しているとみられる。

一方で、減少率が高かったのは、ほうれんそう等で2994トン(同214トン減、7%減)となった。国別の内訳は、第位が中国の2801トン、第位が台湾の98トンであった。在庫調整により輸入量が減少したとみられる。

ほうれんそう等に次いで減少率が高かったのは、ごぼうで642トン(同17トン減、3減)となった。全量中国からの輸入であった(表)。



生鮮野菜および冷凍野菜以外の類別において、大きな変動のあった主要な品目の輸入量は、塩蔵等野菜のきゅうり及びガーキンで1650トン(同527トン減、24減)、酢調野菜のしょうがで1369トン(同68トン増、5%増)、その他調製野菜のしょうが(その他)で2230トン(同662トン増、42増)、にんじんジュースで3478トン(同1725トン減、33減)、などであった。










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