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需給動向 3 (野菜情報 2014年3月号)


野菜の輸入動向(平成25年12月)

~国産野菜の品薄の影響を受けて、生鮮野菜は前年同月比132パーセントと大幅に増加~

野菜需給部


(1)平成25年12月(速報値)の動向

 平成25年12月の野菜輸入量は、26万423トン(前年同月比109%)となった。類別に見ると、

・「生鮮野菜」9万5353トン(同132%)
・「冷凍野菜」8万5891トン(同93%)
・「塩蔵等野菜」8,504トン(同99%)
・「乾燥野菜」3,991トン(同86%)
・「酢調製野菜」3,421トン(同99%)
・「トマト加工品」2万838トン(同110%)
・「その他調製野菜」3万9365トン(同106%)
・「その他」3,061トン(同129%)  であった。

 冷凍野菜、塩蔵等野菜、乾燥野菜および酢調整野菜は前年を下回る輸入量となったものの、生鮮野菜、トマト加工品、その他調整野菜およびその他が前年を上回ったことから、輸入量全体では前年を上回った(過去からの推移は、図1~4を参照)。

(2)生鮮野菜の動向

 輸入量が増加した主な品目は

・結球キャベツ6,315トン(前年同月比496%)
・結球レタス2,805トン(同201%)
・にんじん及びかぶ9,555トン(同187%)
・たまねぎ3万6632トン(同168%)
・ジャンボピーマン3,147トン(同127%)
・セルリー824トン(同126%)
・トマト841トン(同125%)
・しょうが1,346トン(同123%)
・ごぼう4,438トン(同110%)
・にんにく1,694トン(同108%)
・ねぎ4,814トン(同104%)  等となった。

 結球レタスは、昨年の冬、国産が品薄高となったことから、加工業務用向けを中心にリスク回避のため、輸入ものを手当てする傾向が強まっていた。そうした中、本年も11月中旬の低温の影響で、主産地の静岡産と兵庫産が少なめに推移し、国産の品薄が予想されたため、輸入の前倒しが行われたことから、前年を上回る輸入量となった。輸入量の内訳は、第1位は台湾の2,463トン、第2位はアメリカの333トン、第3位は中国の8トンであった。
 たまねぎは、主産地の北海道産が小玉傾向となり、加工業務用向けを中心に、大玉の需要が高まったことに加え、昨年は、北海道産が豊作で、輸入が少なかった反動から、前年を大幅に上回る輸入量となった。輸入量の内訳は、第1位は中国の2万8407トン、第2位はアメリカの8,182トン、第3位は台湾の44トンであった。
 ごぼうは、主産地の青森産が、は種後の少雨や9月以降の長雨の影響等により、肥大が進まなかったため、少なめの入荷量となったことから、前年を上回る輸入量となった。輸入量の内訳は、第1位は中国の4,426トン、第2位は台湾の13トンであった。なお、ごぼうの輸入単価は、中国産が夏場の降雨の影響で不作となったことから、夏ごろから上昇し、12月は、前年同月の2倍と高値傾向となったが、12月は需要期であることから、高くても輸入が増えたものと思われる。
 一方、輸入量が減少した主な品目では、

・ブロッコリー2,930トン(前年同月比71%)
・かぼちゃ1万3380トン(同82%)
・メロン1,869トン(同96%)
・アスパラガス921トン(同98%)  であった。

 生鮮野菜全体の輸入量は、国産野菜の品薄の影響から前年同月より3割程度多くなり、4カ月連続で前年を上回った。

(3)冷凍野菜等の動向

 輸入量が増加した品目は、

・さといも5,406トン(前年同月比121%)
・いちご2,728トン(同117%)
・ごぼう887トン(同105%)であった。
 一方、輸入量が減少した品目は
・いんげん豆等2,266トン(同83%)
・ばれいしょ3万911トン(同84%)
・ほうれんそう等3,807トン(同87%)
・えだまめ3,924トン(同90%)
・えんどう995トン(同93%)
・ブロッコリー3,191トン(同93%)
・スイートコーン3,553トン(同96%)  となった。

 全体の約4割を占めるばれいしょの輸入量が引き続き減少していることから、冷凍野菜の輸入量は同93パーセントとなり、3カ月連続で前年を下回った。
 その他の類別で増加した主な品目は、

・塩蔵等野菜のしょうが1,641トン
 (前年同月比131%)
・乾燥野菜のかんぴょう204トン(同106%)
・酢調整野菜のしょうが1,930トン(同110%)
・トマト加工品のピューレ等関割以外8,948トン
 (同104%)
・その他調製野菜のにんじんジュース3,479トン
 (同116%)  と増加している。

(4)平成25年の輸入動向

 平成25年の年間輸入量は、

・生鮮野菜85万4057トン(前年比90%)
・冷凍野菜94万19トン(同97%)
・塩蔵等野菜9万9762トン(同92%)
・乾燥野菜4万1969トン(同91%)
・酢調整野菜3万9289トン(同97%)
・トマト加工品26万6861トン(同99%)
・その他調整野菜44万1107トン(同98%)
・その他2万5288トン(同106%)

となり、その他を除くすべての類別で前年を下回った。全体の輸入量は、270万8352トン(同95%)と、年初からの円安や上半期の国産野菜の豊作傾向等の影響により、4年ぶりの減少となった。

※野菜の輸入動向の詳細をご覧になりたい方は、
ベジ探の野菜の公表資料から輸出入数量や金額をご覧ください。
URL:http://vegetan.alic.go.jp/
ベジ探トップページ>野菜の公表資料>輸出入数量、金額

(5) 輸入動向


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