北海道産は、主力の十勝地方の作柄が良く、平年を上回る入荷量となっていた。収穫はすでに終了し、貯蔵物の計画出荷となったことから、入荷量、価格は平年並みの水準となった。

　群馬県産および千葉県産は、台風と低温の影響により少なめの入荷となっていたが、最近の好天により生育が回復し順調な入荷となったことから、平年を大きく上回っていた価格はやや落ちついてきた。

　埼玉県産および東京都産は、台風等の影響等を受けたものの、最近の好天により順調な入荷となったことから、平年を上回っていた価格は平年並みの水準に近づいてきた。

　栃木県産は、低温等の影響により生育が遅れたものの、11月中旬以降は、生育が回復したことから、平年並みの入荷量となり、平年を上回っていた価格は、平年並みとなった。

資料：東京中央卸売市場における青果物の入荷数量および価格を使用
　注：平年とは、過去５年間（平成20～24年）の平均値である。