調査情報部
福島県産および岩手県産は、7月の低温の影響により肥大不足となったことから、入荷量は平年に比べ減少し、価格は平年を上回る水準で推移している。
佐賀県産は、前年を上回る出荷量となったものの、兵庫県産は、生育期の少雨の影響によりやや小玉傾向で少なめの出荷となったことから、入荷量は平年並みとなり、価格は平年を上回った。
北海道産は、定植遅れ、低温および少雨の影響により少なめの入荷となり、静岡県産および長崎県産は、平年より早めの切り上がりとなったことから、少なめの入荷となり、価格は平年を上回った。
北海道産は、天候の影響により初期生育に遅れが見られたものの、その後は天候に恵まれ順調な生育となったことから、入荷量は平年並みとなったが、価格は平年の水準を上回っている。
資料:東京中央卸売市場における青果物の入荷数量および価格を使用
注:平年とは、過去5年間(平成20~24年)の平均値である。