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需給動向 3 (野菜情報 2013年1月号)


野菜の輸入動向(平成24年10月)

~たまねぎの減少により生鮮野菜は大幅に減少したものの、冷凍野菜と
      トマト加工品の増加により、野菜全体の輸入量は前年同で推移~

野菜需給部


■ 平成24年10月(速報値)の動向

 平成24年10月の野菜輸入量は、前年同月比100%の229,032トンとなった。類別にみると、「生鮮野菜」は同76%の64,301トン、「冷凍野菜」は同113%の85,066トン、「塩蔵等野菜」は同96%の8,872トン、「乾燥野菜」は同111%の4,205トン、「酢調製野菜」は同95%の3,384トン、「トマト加工品」は同147%の18,529トン、「その他調製野菜」は同113%の41,994トン、「その他」は同76%の2,682トンであった。生鮮野菜、塩蔵等野菜、酢調整野菜およびその他が前年を下回ったものの、冷凍野菜、乾燥野菜、トマト加工品およびその他調整野菜は前年を上回ったことから、全体の野菜輸入量は、前年並みとなった(過去からの推移は、図1、2、3を参照)。

■ 生鮮野菜の動向

 輸入量が増加した主な品目は、トマトが前年同月比165%の687トン、かぼちゃが同153%の1,371トン、セルリーが同138%の799トン、しょうがが同122%の1,641トン、メロンが同118%の2,610トン、ごぼうが同116%の5,288トン、ジャンボピーマンが同105%の2,360トンなどであった。
 ごぼうは、主産地である青森県産が春先の低温による生育遅れなどの影響により、不作だった前年より少なめの入荷量となったことから、輸入量が前年を上回った。輸入量の内訳は、第1位は中国の5,253トン、第2位は台湾の35トンであった。
 なお、輸入量が減少した主な品目では、結球キャベツが同19%の371トン、たまねぎが同62%の25,721トン、ブロッコリーが同79%の4,755トン、にんじん及びかぶが同84%の7,149トン、ねぎが同86%の4,549トン、にんにくが同91%の1,598トン、アスパラガスが同98%の1,396トンなどであった。
 生鮮野菜の4割を占めるたまねぎは、主産地である北海道産が豊作となり、需要が国産にシフトしたことから前年を大きく下回った。輸入量の内訳は、第1位は中国で同79%の22,215トン、第2位はアメリカで同25%の3,482トン、第3位はオーストラリアの24トンであった。アメリカ産が大幅に減少したものの、輸入の大宗を占める中国産の減少率が小さい理由は、中国産はむきたまねぎの比率が高く、大手食品メーカーなどが恒常的に利用し、国産が豊作であってもある一定の需要を確保していることによるものと思われる。
 ブロッコリーは、国産が順調な生育となったことに加えて、昨年度の輸入量が多かった反動により、前年を大きく下回った。輸入量の内訳は、第1位はアメリカの4,420トン、第2位は中国の336トンであった。

■ 冷凍野菜等の動向

 輸入量が増加した品目は、ばれいしょが前年同月比124%の36,174トン、ブロッコリーが同117%の2,944トン、さといもが同113%の4,271トン、いんげん豆等が同112%の2,231トン、えんどうが同108%の881トン、えだまめが同102%の4,735トンであった。一方、輸入量が減少した品目は、いちごが同72%の2,177トン、ほうれんそう等が同90%の2,392トン、スイートコーンが同95%の3,984トンであった。冷凍野菜の4割を占めるばれいしょが、低価格・簡便化志向により外食・中食での需要が増加したことから、冷凍野菜全体の輸入量は同113%となり、前年を下回った前月から一転して高い水準となった。
 その他の類別では、塩蔵等野菜のしょうがが同131%の1,694トン、乾燥野菜のしいたけが同103%の561トン、トマト加工品のピューレ等関税割当以外が同175%の7,538トン、その他調整野菜のにんじんジュースが同135%の4,671トンと増加している。

※野菜の輸入動向の詳細をご覧になりたい方は
ベジ探の野菜の公表資料から輸出入数量、金額をご覧ください。
URL:http://vegetan.alic.go.jp/
ベジ探トップページ>野菜の公表資料>輸出入数量、金額

■ 輸入動向


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