東京都中央卸売市場の直近の動向－月報野菜情報－需給動向２

調査情報部

　千葉、茨城、群馬県産が、天候に恵まれ順調な入荷となったことから、平年に比べ入荷量は増加し、価格は安値となった。

　埼玉県産は順調な入荷となったが、福島、群馬県産は低温と降雨の影響により、入荷量は平年に比べ減少し、価格は高値となった。

　千葉、青森県産は、順調な入荷となったため、平年に比べ入荷量は増加した。価格は、５月下旬の台風の影響から上昇し、平年並みとなった。

　茨城県産は順調な入荷となったが、栃木県産は施設栽培における停電の影響により一部の地域で入荷量は減少し、千葉県産は５月の入荷が順調で樹勢が落ちたため、平年に比べ入荷量は減少し価格は高値となった。

資料：東京中央卸売市場における青果物の入荷数量及び価格を使用
注１）平年とは、過去５年間（平成18～平成22年）の平均値である。