調査情報部
茨城県産は順調な生育となり平年に比べ入荷量は増加した。3月下旬の価格は、関西方面より入荷されたはくさいが高値で取引されたことから平年を上回ったが、4月上旬は平年を下回った。
茨城県産は順調な生育となり入荷量は平年並みとなったが、東日本大震災の影響により加工用などの需要が減少したことから、価格は平年を下回った。
埼玉県産は、順調な入荷となったが、茨城、群馬県産の入荷量は出荷制限のために大幅に減少した。価格は加工用などの需要が減少したため、平年を下回った。
静岡県産は、定植期の低温の影響により生育が遅れたため平年に比べ入荷量が減少した。価格は加工用などの需要が減少したため、安値で推移した。
資料:東京中央卸売市場における青果物の入荷数量及び価格を使用
注1)平年とは、過去5年間(平成18~平成22年)の平均値である。