調査情報部
宮崎県産は、新燃岳噴火による降灰の影響は今のところなく、順調な出荷となり、高知県産も天候に恵まれたため、平年に比べ出荷量は増加し、価格は引き続き安値で推移した。
熊本、愛知、栃木県産は、天候に恵まれ平年を上回る出荷が続いており、価格は平年に比べ安値となった。
長崎、鹿児島県産は、生育が順調で出荷量は平年を上回ったが、秋に収穫を終えた北海道産の貯蔵量が少ないため、価格は平年に比べ引き続き高値で推移した。
北海道産は、8~10月に収穫を終えているが、収量が少なく、平年に比べて貯蔵量が少ないことから出荷量は平年を下回り、価格は平年に比べ引き続き高値で推移した。
資料:東京中央卸売市場における青果物の入荷数量及び価格を使用
注1)平年とは、過去5年間(平成18~平成22年)の平均値である。