調査情報部
茨城県産は高温、少雨の影響より出荷が平年に比べ遅れていることから、入荷量は減少し、価格は上昇した。
高知県産の生育は順調であるが、10月下旬の曇天や関東産が早目に切り上がったことなどから出荷量は平年を下回り、価格は平年より上昇している。
群馬県産の出荷量は順調に回復したが、茨城県産などが10月中・下旬の曇天の影響により、出荷量は平年を下回り、価格は平年に比べ高値であった。
埼玉県産の出荷が最盛期を迎えているが、生育期の高温、乾燥の影響により下級品が多いことなどから、11月上旬の入荷量は平年並みとなり、価格はやや高値で推移している。
資料:東京中央卸売市場における青果物の入荷数量及び価格を使用
注1)平年とは、過去5年間(平成17~平成21年)の平均値である。