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需給動向


中国の品目別野菜輸出・価格動向(2010年4月)
~一部品目で日本向け輸出が増加~

調査情報部



 天候不順により日本の野菜価格が高値推移した影響から、4月のたまねぎ、ねぎ、にんじんの日本向け輸出量は大幅に増加した。

品目別野菜輸出状況

1. たまねぎ ~日本向け輸出が増加~

 4月の輸出量は、前年同月比137%の39,056トンであった。日本向けの輸出量は同151%の15,631トン、ロシア向け輸出量は同117%の10,210トン、韓国向け輸出量は同1664%の7,752トンと大幅に増加したが、ベトナム向け輸出量は同27%の969トンと大幅に減少した。
 また、4月の輸出価格は、同122%のキログラム当たり39円と上昇し、日本向けも、同109%の47円と上昇している。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比93%と減少しているが、日本向けは、前年同期比146%と増加している。
 輸出価格は同132%のキログラム当たり37円と上昇した。

表1 中国のたまねぎ輸出状況

資料:Global Trade Information Services社“Global Trade Atlas”のデータより作成
注 :中国FOB価格の円換算はGlobal Trade Atlasの換算による
(以下、表2~表7において同じ)

2. にんにく ~価格は上昇も輸出量は減少~

 4月の輸出量は、前年同月比72%の95,557トンであった。ブラジル向けの輸出量は同142%の7,300トンと増加したが、パキスタン向けの輸出量は同40%の3,019トン、ニュージーランド向けは同29%の1,939トン、バングラディシュ向けは同12%の1,428トンと大幅に減少した。また、日本向けの輸出量についても、同79%の1,100トンと減少した。
 4月の輸出価格は、同372%のキログラム当たり119円と引き続き上昇した。日本向けも、同226%の147円と大幅に上昇している。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比81%と減少し、輸出価格は、同368%のキログラム当たり114円と大幅に上回った。また、日本向けは同231%のキログラム当たり143円と上昇している。

表2 中国のにんにく輸出状況

3. ねぎ ~日本向け輸出量が増加~

 4月の輸出量は、前年同月比165%の2,999トンであった。主要な輸出先国である日本向けの輸出量は、同168%の2,761トンと増加している。
 4月の輸出価格は、前年同月比84%のキログラム当たり81円と上昇している。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比162%の12,514トンと増加し、輸出価格は、キログラム当たり75円と前年並みで推移している。日本向けも前年同期比99%のキログラム当たり77円と同様に推移している。

表3 中国のねぎ輸出状況

4. にんじん ~日本向け輸出量が増加~

 4月の輸出量は、前年同月比110%の32,350トンであった。日本向けの輸出量は同163%の3,130トン、インドネシア向けは同185%の2,163トン、オマーン向けは同1112%の912トンと増加したが、香港向けは同59%の1,540トンと減少した。
 4月の輸出価格は、同110%のキログラム当たり44円と上昇した。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比96%の115,808トンと減少し、日本向けは、同99%の8,027トンと前年並みで推移している。輸出価格は、同111%のキログラム当たり41円と上回った。日本向けは同94%のキログラム当たり45円と下回った。

表4 中国のにんじん輸出状況

5. しいたけ ~日本向け輸出量は減少も他国向けは増加~

 4月の輸出量は、前年同月比130%の1,232トンであった。日本向け輸出量は同92%の376トンと減少したが、米国向け輸出量は同149%の400トンと増加したほか、前年度輸出のなかったマレーシア向けが増加した。
 4月の輸出価格は、同103%のキログラム当たり276円と上回った。日本向けも、同123%のキログラム当たり280円と上回った。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比144%と増加し、輸出価格も、同106%のキログラム当たり275円と上回った。

表5 中国のしいたけ輸出状況

6. しょうが ~引き続き輸出価格が上昇~

 4月の輸出量は、前年同月比90%の29,684トンであった。米国向け輸出量が同122%の3,259トン、アラブ首長国連邦向けは同136%の2,119トンと増加したが、韓国向けは同87%の3,695トン、マレーシア向けは同78%の2,694トンと減少したことが全体の減少につながっている。また、日本向けも同93%の3,660トンと減少している。
 4月の輸出価格は、同177%のキログラム当たり117円と大幅に上昇している。また、日本向けも、同129%のキログラム当たり144円と上昇した。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同月比76%の97,250トンと減少し、日本向けも同85%の15,226トンと減少した。輸出価格は、同180%のキログラム当たり117円と大幅に上回った。日本向けも同127%のキログラム当たり132円と上回った。

表6 中国のしょうが輸出状況

注:しょうがの輸出データには調整品が含まれていると見られる

7. 冷凍ほうれんそう ~日本向け輸出量は減少も米国向けは増加~

 4月の輸出量は、前年同月比103%の3,751トンであった。日本向けの輸出量は同81%の1,245トンと減少したが、米国向けは同112%の1,657トンと増加したことが全体の増加につながっている。
 4月の輸出価格は、同89%のキログラム当たり76円と下回った。また、日本向けは、同102%のキログラム当たり107円と上回っている。
 1月~4月の累計の輸出量は、前年同期比96%と減少し、輸出価格は、同91%のキログラム当たり77円と下回った。日本向けは、同104%のキログラム当たり108円と上回った。

表7 中国の冷凍ほうれんそう輸出状況

表8 中国の野菜輸出状況

(単位:t、円/kg)

資料:

Global Trade Information Services社“Global Trade Atlas”のデータにより作成

:( )内は関税番号
:中国FOB価格の円換算はGlobal Trade Atlasの換算による
:しょうがは調製品の数字が含まれているとみられる


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