[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準

  • 大きく

お問い合わせ

需給動向


中国の品目別野菜輸出・価格動向(2010年3月)
~ほとんどの品目で増える日本向け輸出~

調査情報部



品目別野菜輸出状況

1. たまねぎ ~増加する日本向け輸出~

 3月の輸出量は、前年同月比102%の31,666トンであった。日本向けの輸出量は同180%の17,788トン、ロシア向け輸出量は同136%の10,452トンと増加したが、韓国向け輸出量は同4%の324トンと大幅に減少した。
 また、3月の輸出価格は、同123%のキログラム当たり37円と上昇し、日本向けも、同112%の47円と上昇している。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比80%と減少しているが、日本向けは、前年同期比144%と増加している。
 輸出価格は同137%のキログラム当たり37円と上昇した。

表1 中国のたまねぎ輸出状況

資料:Global Trade Information Services社“Global Trade Atlas”のデータより作成
注 :中国FOB価格の円換算はGlobal Trade Atlasの換算による
(以下、表2~表7において同じ)

2. にんにく ~高騰の続くにんにく価格~

 3月の輸出量は、前年同月比95%の124,409トンであった。ブラジル向けの輸出量は同419%の18,314トンと増加したが、パキスタン向けの輸出量は同32%の4,078トン、バングラディシュ向けは同29%の2,075トンと大幅に減少した。また、日本向けの輸出量についても、同94%の1,188トンと減少した。
 3月の輸出価格は、同356%のキログラム当たり114円と引き続き上昇した。日本向けも、同220%の141円と大幅に上昇している。中国の主要産地で10月に作付けされたにんにくの収穫が5月より始まるため、それまでは、価格の高騰が続くと見込まれる。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比83%と減少し、輸出価格は、同361%のキログラム当たり112円と大幅に上回った。また、日本向けは同233%のキログラム当たり142円と上昇している。

表2 中国のにんにく輸出状況

3. ねぎ ~日本向け輸出量が大幅に増加~

 3月の輸出量は、前年同月比236%の4,273トンであった。主要な輸出先国である日本向けの輸出量は、同241%の4,081トンと増加している。
 3月の輸出価格は、前年同月比95%のキログラム当たり72円と上昇している。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比161%の9,515トンと増加し、輸出価格は、同106%のキログラム当たり73円と上昇している。日本向けも前年同期比104%のキログラム当たり74円と同様に推移している。

表3 中国のねぎ輸出状況

4. にんじん ~増加する輸出量~

 3月の輸出量は、前年同月比116%の42,026トンであった。日本向けの輸出量は同129%の2,878トン、韓国向けは同134%の8,916トン、マレーシア向けは同141%の7,003トン、タイ向けは同150%の6,990トンと減少するなど主要国への輸出が大幅に増加した。
 3月の輸出価格は、同108%のキログラム当たり42円と上昇した。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比91%の83,458トンと減少し、日本向けも、同79%の4,897トンと減少している。輸出価格は、同108%のキログラム当たり39円と上回った。
 日本向けは同93%のキログラム当たり43円と下回った。

表4 中国のにんじん輸出状況

5. しいたけ ~輸出主要国の日本を始め、他国向け輸出量も増加~

 3月の輸出量は、前年同月比153%の1,520トンであった。日本向け輸出量は同167%の683トンと増加したほか、マレーシア、シンガポール向けが増加した。
 3月の輸出価格は、前年並みのキログラム当たり270円で、日本向けも、同98%のキログラム当たり273円と前年並みに推移している。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比147%と増加し、輸出価格は、同106%のキログラム当たり274円と上回った。

表5 中国のしいたけ輸出状況

6. しょうが ~輸出価格が大幅に上昇~

 3月の輸出量は、前年同月比86%の31,706トンであった。マレーシア向け輸出量が同138%の3,589トン、米国向けは同129%の3,070トンと増加したが、パキスタン向けは同79%の3,044トン、バングラディシュ向けは同47%の2,767トン、サウジアラビア向けは同76%の1,622トンと減少したことが全体の減少につながっている。また、日本向けも同95%の5,170トンと減少している。
 3月の輸出価格は、同179%のキログラム当たり118円と大幅に上昇している。また、日本向けも、同128%のキログラム当たり132円と上昇した。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同月比71%の67,566トンと減少し、日本向けも同83%の11,567トンと減少した。輸出価格は、同182%のキログラム当たり118円と大幅に上回った。
日本向けも同127%のキログラム当たり128円と上回った。

表6 中国のしょうが輸出状況

注:しょうがの輸出データには調整品が含まれていると見られる

7. 冷凍ほうれんそう ~日本向け輸出量の減少~

 3月の輸出量は、前年同月比85%の2,007トンであった。日本向けの輸出量は同61%の576トンと減少したが、米国向けは同87%の984トンと減少したことが全体の減少につながっている。
 3月の輸出価格は、同80%のキログラム当たり70円と下回った。また、日本向けは、同96%のキログラム当たり102円と下回っている。
 1月~3月の累計の輸出量は、前年同期比92%と減少し、輸出価格は、同92%のキログラム当たり78円と下回った。日本向けは、同104%のキログラム当たり108円と上回った。

表7 中国の冷凍ほうれんそう輸出状況

表8 中国の野菜輸出状況

(単位:t、円/kg)

資料:

Global Trade Information Services社“Global Trade Atlas”のデータにより作成

:( )内は関税番号
:中国FOB価格の円換算はGlobal Trade Atlasの換算による
:しょうがは調製品の数字が含まれているとみられる


元のページへ戻る


このページのトップへ