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需給動向


野菜の輸入動向(2009年6月)
~生鮮野菜の輸入量は3カ月ぶりに対前年同月を下回る~

野菜需給部 調査情報部



2009年6月(速報値)の動向

 2009年6月の野菜輸入量は、前年同月比94%の182,468トンとなった。類別にみると、生鮮野菜は前年同月比87%の47,502トン、冷凍野菜は同103%の69,341トン、塩蔵等野菜は同86%の9,196トン、乾燥野菜は同92%の4,192トン、酢調製野菜は同109%の2,810トン、トマト加工品は同93%の16,180のトン、その他の調製野菜は同91%の32,768トン、その他は同67%の480トンであり、冷凍野菜および酢調製野菜以外は前年同月を下回った(図1、2、3)

生鮮野菜の動向

 生鮮野菜は、前年同月比87%と減少に転じた。また、1月から6月までの累計は、前年同期比95%の330,326トンであった。

 輸入量が増加した主な品目は、結球キャベツが前年同月比425%の777トン、トマトが同148%の102トン、結球レタスが同123%の64トン、しいたけが同119%の151トン、なすが同109%の44トン、ねぎが同107%の3,244トン、ジャンボピーマンが同103%の2,558トンであった。このうちトマトは国内の入荷量が伸びず、6月の市況は前年同月に比べ高値で推移したことにより増えたものと思われる。トマトの国別輸入量を多い順にみると、第1位は韓国で前年同月比332%の84トン、第2位は米国で同25%の9トン、第3位はカナダで同101%の8トンとなり、米国は前年同月比を下回ったものの、韓国およびカナダとも前年同月比は100%を超えた。また、トマトと同様に国内市況が前年より高値で推移したなすについては、韓国のみからの輸入であり、前年同月比109%の44トンとなった。一方、輸入量が減少した主な品目としては、にんじん及びかぶが前年同月比31%の2,237トン、かぼちゃが同37%の701トン、ばれいしょが同39%の184トン、アスパラガスが同75%の192トンなどであった。

冷凍野菜の動向

 冷凍野菜は、前年同月比103%の69,341トンと前年を上回った。輸入量が増加した主な品目は、冷凍さといもが前年同月比134%の2,628トン、冷凍ブロッコリーが同120%の1,976トン、冷凍えだまめが同105%の7,212トンなどであった。一方、輸入量が減少した主な品目は、冷凍ほうれんそう等が前年同月比67%の1,708トン、冷凍いんげん豆が同83%の1,978トン、冷凍えんどうが同87%の1,348トンなどであった。このうち冷凍さといもについては、1月から6月までの累計で前年同期比84%の15,755トンとなっており、3月を除いて50%から70%台の水準となっていたが、5月以降100%を上回り輸入量は回復傾向にある。また、冷凍ほうれんそうについては、1月から6月までの累計で前年同期比87%の11,034トンとなっており、3月と4月に100%を上回ったものの、その他の月については前年同月比で60%から70%台の水準で推移している。

(参考)東京都中央卸売市場における旬別入荷量と価格動向

資料:全国生鮮食料品流通センター「青果物旬別取扱高」、財務省「貿易統計」


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