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需給動向


野菜の輸入動向(2009年5月)
~景気の低迷、国内相場の好値を反映して
  キャベツ、たまねぎの輸入量が増加~

野菜需給部 調査情報部



2009年5月(速報値)の動向

 2009年5月の野菜輸入量は、前年同月比87%の174,960トンであった。類別にみると、生鮮野菜は前年同月比106%の46,491トン、冷凍野菜は同92%の67,888トン、塩蔵等野菜は同61%の8,906トン、乾燥野菜は同75%の4,297トン、酢調製野菜は同90%の2,465トン、トマト加工品は同60%の13,130トン、その他調製野菜は同87%の31,318トン、その他は同23%の465トンであり、生鮮野菜以外は前年同月を下回った(図1、2、3)。

生鮮野菜の動向

 生鮮野菜は、前年同月比106%となり、前月に引き続き前年同月比増となったが、1月から5月までの累計では、前年同期比96%の282,824トンとなった。

 輸入量が増加した主な品目は、国内産の作柄を反映し、結球キャベツが同525%の1,819トン、トマトが同141%の119トン、いちごが同139%の14トン、結球レタスが同134%の13トン、たまねぎが同125%の12,112トン、しいたけが同124%の220トン、にんにくが同121%の1,382トン、かぼちゃが同120%の9,276トン、ブロッコリーが同111%の3,586トン、ジャンボピーマンが同110%の2,489トン、その他生鮮野菜が同198%の546トンなどであった。このうち4月から5月にかけて国内の価格が堅調であった結球キャベツについて、輸入先国別に輸入量が多い順にみると、第1位が中国で前年同月比653%の1,349トン、第2位が台湾で同1,026%の404トン、第3位が韓国で同65%の66トンであった。また、同様にたまねぎでは、第1位は中国で前年同月比118%の9,834トン、第2位がニュージーランドで同179%の1,430トン、第3位が豪州で同148%の673トンとなり、各国とも前年同月の実績を上回った。また、にんじん及びかぶについては、前年同月比62%の2,812トンと前年を大きく下回ったが、そのうち中国からの輸入量は、前年同月比で174%の1,692トンと増加している。このように、中国からの生鮮野菜の輸入量は、前年同月比113%、20,796トンと前月に引き続き増加傾向となった。なお、輸入量が減少した品目としては、えんどうが前年同月比21%の17トン、えだまめ等が同34%の108トン、さといもが同36%の172トン、なすが同44%の13トンなどであった。

冷凍野菜およびその他類別の動向

 冷凍野菜は、前年同月比92%の67,888トンで前年同月を下回った。輸入量が増加した主な品目は、冷凍えだまめが前年同月比107%の6,421トン、冷凍ながいも等が同105%の205トン、冷凍さといもが同104%の2,721トン、冷凍ばれいしょが同102%の29,166トンなどであった。輸入量が減少した主な品目は、冷凍ほうれんそう等が前年同月比63%の1,759トン、冷凍いちごが同70%の1,291トン、冷凍いんげん豆等が同78%の1,835トンなどであった。

 そのほかの類別の動向をみると、先述したとおりすべての類において前年同月の実績を下回った。減少が著しい品目としては、塩蔵等野菜および酢調製野菜において、きゅうり及びガーキン、しょうがなどがある。減少した品目が多い中でも増加した品目をみると、塩蔵等野菜ではごぼう、乾燥野菜ではばれいしょ、だいこん、その他調製野菜ではばれいしょ、ささげ・いんげん等、スイートコーンなどが前年同月を上回っている。

(参考)東京都中央卸売市場における旬別入荷量と価格動向

資料:全国生鮮食料品流通センター「青果物旬別取扱高」、財務省「貿易統計」


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