野菜を食べよう-メタボ撲滅-シンポジウム 2010
社団法人 日本栄養士会
ヤクルトホール 東京・港区東新橋1-1-19
(交通:JR・地下鉄とも「新橋」下車、徒歩約3分)
近年、生活の多様化もあり、栄養摂取のアンバランス、過剰摂取等による生活習慣病が増加してきています。国では、平成12(2000)年から「健康日本21」に則り、21世紀にすべての日本人が健やかで心豊かに生活できる社会を目指し、健康寿命の延伸とQOLの向上を図ることを目的として、活動を推進しています。
「健康日本21」では、野菜の摂取量の目標値を1日350g以上としていますが、平成19(2007)年の中間評価で、策定時のベースライン値の292gより25g減少し、267gでした。野菜の摂取量の増加は、①エネルギー密度の低い野菜の摂取量を増加させることにより、肥満や糖尿病を予防する、②カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン類、各種抗がん成分等を増加することにより、脳卒中、高血圧、がんを予防する、③カルシウムの摂取量を増加させることにより、骨粗鬆症を予防する、こと等を目的としています。つまり、野菜の摂取量を増加させることが、生活習慣病全体の予防に大きくかかわり、「健康日本21」の重要な課題となっているのです。
食に関する専門職である「管理栄養士・栄養士」によって組織している日本栄養士会は、これら国民の食生活、栄養に起因する諸課題に適切に対応し、その技術・学術をもって、国民が健康で生き生きとした生活を過ごせるように努めることを社会的責務と考えています。
このため、日本栄養士会では、野菜の摂取量の増加に焦点を絞り、「野菜を食べよう-メタボ撲滅-」キャンペーン活動を展開しています。平成22年度は、8月をこのキャペーン活動の強化月間として活動を展開しますが、そのメインイベントとして昨年に引き続き、野菜の日である8月31日に、“野菜を食べよう-メタボ撲滅-シンポジウム”を開催します。
12:00 開 場
13:00~13:15 開 会・セレモニー
13:15~15:30 シンポジウム
(座長:15分、講師:30分×3名、総合討論:30分)
座長:(社)日本栄養士会会長
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部長・教授 中村丁次
「野菜による生活習慣病予防とアンチエイジング」
京都府立医科大学消化器内科教授 吉川敏一
「野菜はなぜレシピ本ではおいしくならないのか?
~これがガッテン流・食育だ!~」
NHK科学・環境番組部専任ディレクター 北折 一
「野菜たっぷり500kcal ヘルシーメニュー」
株式会社タニタ管理栄養士 宇野 薫
総合討論
15:50~16:30 野菜クイズ
フリーアナウンサー・栄養士・アクティブ野菜ソムリエ 中岡由佳
17:00 閉 会
8月26日(木) 必着でお申し込みください。
■オンラインでのお申し込み
日本栄養士会ホームページhttp://www.dietitian.or.jp/内「野菜を食べよう―メタボ撲滅―シンポジウム」ページより、オンラインフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。返信メールを入場券とさせていただきます。
■FAXでのお申し込み
専用の「FAX参加申込書」または、氏名・ふりがな・住所・電話番号・FAX番号・参加人数(1通につき3名まで。同伴者の方のお名前を明記。) をご記入のうえ、お申し込みください。後日、入場券をファクシミリでお送りいたします。
FAX受付番号:03-3295-5165
※参加の可否については、参加証の発送をもって通知にかえさせていただきます。
※個人情報は参加証の送付、受付業務のみに利用いたします。