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地域だより


道産&国産野菜統一宣言! ─Aコープチェーン・北海道─

札幌事務所


 十勝管内の「Aコープチェーン・北海道」の全店舗では「国産への安全・安心のこだわり」を徹底して貫くこととし、平成17年11月から国産に限っての野菜販売を始めた。また、輸入品に頼ることがないように、これと平行して国内産地の開拓を行っている。
 この取組みは、平成13年に発動された長ネギ、生しいたけ、畳表の暫定セーフガードを機に、平成14年にAコープチェーン・北海道が掲げた「国産野菜統一宣言」から始まった。
 この宣言の内容は、「もぎたて市」、「野菜統一宣言」、「道産食材おススメ宣言」という3つの柱の連携・相乗効果により、消費者の要望に応えていこうとするものである。


「国産野菜統一宣言!」

 1つ目の「もぎたて市」とは、生産者自身による旬の農産物の多品種少量直売である。消費者は新鮮さを求めるため、可能な限り採れたてにこだわり、「多品種少量」の野菜を生産者自ら価格を決めて陳列し、「品質・鮮度最優先」で販売することで、Aコープ独自の価値観を出している。
 2つ目の「野菜統一宣言」とは、国内産のみに限定した安全・安心な野菜供給である。鮮度が重要な野菜は、地産地消に合った商品であり、地場産、道産、国産と優先順位をつけ、安心な国内産物を積極的に消費者に提供するものである。
 3つ目の「道産食材おススメ宣言」とは、加工食品の地産地消である。生鮮食品だけではなく、加工食品についても、消費者に道産食材の情報を提供することで、道産原料に対する消費者の関心を高め、Aコープとして推薦できる優良商品を優先的にPRし、「地産地消」を加工食品にも広げている。
 食の安全・安心、地産地消に対する消費者ニーズが高まる中、地元産を基本に、その地域での旬の野菜を道内の消費者に提供し、また、端境期の品不足の時は、鹿児島、宮崎、沖縄などの産地と直接連携して、国内産を年間を通じて、提供することで、北海道でも顔の見える国内産の野菜を提供できることに意義がある。


―――――― (戸田)



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