[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ

地域だより


8月は「野菜摂取強化月間~もっと野菜をたべよう! 1日に350g~

独立行政法人 農畜産業振興機構 札幌事務所


 平成17年8月1日(月)、札幌市は、野菜摂取拡大街頭PR事業の一環として、市内のデパート前で、ミスさっぽろ、ボランティア団体の食生活改善推進員協議会会員10名、保健福祉局長他、経済局農務部職員により、市民を対象に小松菜と野菜のレシピの配布(先着500名)を行った。

 これは、8月31日が「野菜の日」と制定されているので、8月を「野菜摂取強化月間」と定め、その初日に野菜摂取拡大街頭PRを行い、市民に野菜を摂取してもらうことを促すための催しである。

 札幌市が行った「平成15年札幌市健康・栄養調査」では、若い年代に朝食を食べていない人や野菜不足の人が多く見られたうえに、男性では肥満の人が多く、若い女性ではやせ過ぎの人が多くいた。また、健康づくり基本計画「健康さっぽろ21」では、野菜を1日350g以上摂取することを目標のひとつとして掲げているが、同市の野菜摂取量は目標より60g程(60gは小鉢1杯程度)少ない状況であった。これらの結果を受け、同市は平成16年度から野菜摂取強化月間を定め、野菜販売店、給食管理者、ボランティア団体、行政などが協同で市民に対して野菜に関する情報提供などを行い、市民が野菜の摂取量を増やす自覚を高めることを目的として各種事業を実施している。札幌市健康衛生部地域保健課の話では、これを機会に1日350g以上摂取する目標を超えて欲しいという話であった。


札幌市の野菜摂取強化月間の主な取り組み
(1)野菜摂取拡大街頭PR事業
 市内でのミスさっぽろ、ボランティア団体などによる小松菜と野菜のレシピ配布

(2)野菜販売店、保健センターで野菜料理レシピの配布
 保健センター、区役所食堂、小・中学校、事業所などの特定給食施設、市内約900店の野菜小売店、大型スーパーなどでのポスター掲示

(3)事業所(銀行、デパートなど)の集団給食施設での野菜の摂取増量を考慮したメニューの提供

(4)各区保健センターでの子供向け野菜料理講習会、親子料理教室、野菜に関するパネル展示、パンフレットなどの配布など


小松菜と野菜のレシピを配布中

(注)「野菜の日」は、昭和58年全国青果物商業協同組合連合会など9つの関係団体が8月31日を野菜の日に制定。


――――――(廣垣)



元のページへ戻る


このページのトップへ