野菜栽培に役立つ用語集

油かす

油かすとは、菜種、大豆などの油をしぼったカスのことで、肥料の一種。窒素分が多く、土の中で微生物によって徐々に分解され、ゆるやかにきいていく。

化成肥料

化学肥料とは、化学的に野菜に必要な主成分(窒素、リン酸、カリ)を合成し、配合した肥料のこと。成分の割合や、与える量が書かれていて、においも無く、使いやすい。 速く効くものと、ゆっくり効くものがある。

苦土石灰

苦土石灰とは、苦土(マグネシウム)を含む石灰(カルシウム)のこと。酸性が強い土を中和し、土にマグネシウム、カルシウムを補給して、野菜が 育ちやすい土にする働きがある。

堆肥

堆肥とは、わらや落ち葉、枯れ草、生ごみ動物のフンなどを湿らせて積み、時間をかけて発酵させたもの。堆肥をほどこすことによって土の中の微生物 の働きがよくなり、野菜にとってよい土ができる。また野菜に必要ないろいろな成分を含んでおり、ゆるやかにきいていく。

整枝

整枝とは、手入れをしないと、枝葉がこみあって健康な株に育たないため、枝数を制限したり、こみあった枝葉を切るなどして整理すること。

摘果

摘果とは、収穫したい実を太らせるため、育ちのおそい身、傷ついた実、病害虫のついた実などをつみとること。

摘芯

無駄な枝を伸ばさないため、枝の先の芽を摘み取り、生育を調整すること。

中耕

土が固くなって、空気や水のとおりが悪くならないように、ときどき軽く掘り起こしてやること。野菜の根を傷つけないように 注意しながら、土の中に空気を入れるようにおこなう。

間引き

発芽後、野菜を健康に育てるために、こみあったところを引き抜き、株と株の間を広くすること。

芽かき

枝葉がこみあって主枝の生長が悪くならないように、よぶんなわき芽を取り除くこと。

連作と連作障害

同じ畑に同じ野菜や同じ科の野菜をつくり続けることを「連作」という。連作すると、その野菜を好む病原菌がふえたりして、 健康な野菜がつくれなくなる。それを「連作障害」という。ナス科、ウリ科、マメ科の野菜は連作障害が出やすい。 連作障害をふせぐには、同じ畑に数種類の野菜を組み合わせて、順繰りに栽培する「輪作」というやり方をするとよい。

とう立ち

「とう」とは、だいこん、こまつな、にんじんなどの野菜で、てっぺんに花をつける茎のこと。とうが伸びてくることを「とう立ち」 という。とうができると葉が固くなり、花に土の養分を取られてしまう。
編集委員紹介