野菜づくりの基本

野菜をじょうずに育てるには、いくつかのポイントがあります。 たとえば、野菜にとってよい土をつくったり、水や栄養をやったり、 病害虫から守ったりなど、いろいろと世話が必要です。 おいしい野菜を収穫できるように、野菜づくりの基本を知っておきましょう。

土づくり

おいしい野菜を育てるためには、基本となる「土」をよくすることが必要です。 この土には野菜にとって必要な水分、養分、空気がバランスよく含まれていることが大切です。 土は細かい粒が集まってできています。土の粒と粒の間に小さな隙間がある状態を「団粒構造」といい、 土が団粒化していると、その隙間を水や空気がよく通ります。 つまり団粒化している土ほど野菜にとってよい土となります。 団粒化は、土の中の微生物と有機物の働きによるものです。 団粒構造になっている土にするためには、土の中にたとえば腐葉土(落ち葉を集めて腐らせたもの)や 堆肥(わら、草、動物のフンなどを積み重ね、腐らせたもの)をたくさん入れ、 土がやわらかくなるまで深くよく耕すことが必要です。

肥料について

植物の成長には、おもに3つの養分が必要となり、これを「肥料の三大要素」といいます。 畑で野菜をつくり続けると、野菜が育つ途中で土の中の養分を吸収するので、しだいに土がやせていきます。 そこであらたに、土の中に肥料として養分を入れる必要があります。 肥料はおもに有機質肥料と無機質肥料があります。油かすは有機質肥料の代表で、肥料の三大要素が多くふくまれています。 このパンフレットでは基本として、この油かすと、さらに養分のたくさん含まれている無機質肥料の 化成肥料を加えて、野菜づくりの土の肥料としました。 もちろん野菜によって肥料をやる時期や量はことなります。 それぞれの野菜にあった肥料を正しくやることが大切になります。

連作と輪作について

同じ畑で同じ野菜や同じ科や属の野菜をつくりつづけることを「連作(れんさく)」といいます。 連作をすると、その野菜を好きな病原菌がふえたりして、健康な野菜が作れなくなります。 それを「連作障害」といいます。 ナス科、ウリ科、マメ科は連作障害がでやすい野菜です。
連作障害をふせぐには、同じ野菜の連作をさけて、他の野菜と組み合わせて「輪作(りんさく)」をおこないます。 輪作とは数種類の野菜を組み合わせて、おなじ畑に順ぐりに野菜を栽培していくやり方です。

病気や害虫について

無農薬で野菜をつくろうとすると、病気や虫の被害はなかなかさけられません。 なるべく被害を少なくするために、次のことに注意しましょう。

病気の原因を作らないために・・・

虫から守るために・・・

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