Zea mays var. saccbarata

sweetcorn(英)

mais sucre(仏m)

玉蜀・(和)

とうもろこしの

甘味種。

新鮮さが決め手。

ビタミン類が豊富


甘いとうもろこし

とうもろこしの原産地はメキシコから中米にかけてという説が有力です。米や麦と同じように長い歴史があり、重要な作物です。15世紀コロンブスのアメリカ大陸到達以降、世界に広まりました。スイートコーンは甘いとうもろこしという意味で、実に含まれる糖分が多いとうもろこしの品種のグループ(甘味種)です。このほかに、穀物として実をとるもの、青刈りで葉や茎を家畜に食べさせるものがあります。ポップコーンもとうもろこしの仲間、爆粒種の加工品です。

バイカラーコーン

一代雑種で、黄色と白が3対1の割合で入っている。アメリカで育成され、もっとも甘味がつよい。現在日本で主流になっている。

【粒に出るメンデルの法則】

粒が黄色と白の混じ り合ったスイートコーンをみかけます。黄色と白の親を掛け合わせてできた種(一代雑種)を植えると、その株にできた粒には孫の色が現れ、3対1の割合で黄色と白になります。バイカラーコーンとよばれる品種は、メンデルの法則が粒の色に象徴的に表れたものです。

【札幌の夏の風物詩】

札幌の大通り公園には、スイートコーンのとれる夏から初秋にかけて屋台のとうきびやさんが並びます。焼けたしょうゆの香ばしいにおいが旅情をかきたてます。その甘さなど、東京で食べる味と異なる気がするのは新鮮さの違いでしょうか。

ゴールデンコーン

ゴールデンと名づけられた品種は多い。金色の粒がへこむくらい若いと美味。スープ、煮込み、コロッケなどにも。

【ひげが豊かなほど】

外皮がみずみずしい緑色で、ひげ(めしべ)が豊かで茶色のものがおすすめ。頭のほうまでふくらみがあり、さわっていみて手ごたえのあるものには実がよく入っています。ひげが貧弱で本数が少ないと、粒の数も同様に少ないのです。粒の堅すぎるものは育ちすぎなので避けます。

【新鮮さが決め手】

スイートコーンは収穫後数時間で糖分が半減し、甘みが減ってしまいます。スイートコーンは生きていて呼吸をしており、これに必要なエネルギーに自分の糖分を使ってしまうからです。これは低温にすることである程度防げるので、冷蔵庫に入れ、できるだけ早く食べましょう。スイートコーンのかんづめや冷凍加工品は収穫後2時間以内にブランチング(湯どおし)して加工します。

シルバーコーン

一般にハニーバンタムとよばれるものの白粒種。小粒でつやがある。粒皮が柔らかく甘みもつよくておいしい。サラダなどに。

ベビーコーン

ヤングコーンとも。生食用甘味種の2番目雌穂を若どりしたもの。かんづめにもされ、丸ごと食べられる。サラダや中国料理に。


群をなして育てるのが

実入りをよくするコツ

とうもろこしのひげはめしべの先端で、粒の数だけ出ています。このひげにまんべんなく花粉(株の上部に出るのがおしべ)がかからないと粒のそろったとうもろこしはできません。つくるときは、ある程度まとめてにぎやかに植えたほうが粒のつきがよくなります。

カラフルな自然派の

インテリアに

食べるものではありませんが、白、茶、赤、紫、灰色などカラフルな乾燥とうもろこしが売られています。もともと自然の色で、あとから着色したものではありません。つるしたり、かごに入れたりすると、カントリームード漂うすてきなインテリアになります。


収穫を間近に迎えたスイートコーン畑。ひげが茶色になってきたら、とりごろ

花は雌雄同株で、夏に咲く。雄花より雌花の開花が2日ほど遅い

受粉して45〜60日で果実が熟す


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