世の中あげての国際化時代。毎年たくさんの人が海外に出かけます。
所変われば、野菜も変わる。出かけた国々で、固有の野菜料理を体験することも多くなりました。
国内では、飽食の時代といわれ、珍しい野菜、健康によい野菜が求められています。
たとえば、夏の葉もの野菜としてエンサイ、ヒユナ、ツルムラサキ。
ファッション志向にぴったりのモダンな西洋野菜・トレビッツ。また、香味野菜の数々。
健康志向を満足させていくれるモロヘイヤは、最近では広くスーパーなどに出回るようになりました。
チコリー、エンダイブのように明治時代にすでに導入されたハイカラ野菜が、最近になって改めてクローズアップされてきたものも。
また、はじめは輸入ものが主でしたが、日本での栽培が成功し、ほとんど国内の出荷でまかなえるようになったものもあります。
いま市場には毎年1つか2つ、新野菜が仲間入りしています。


エンダイブ

フランス名はシコレ。ほろ苦い独特の風味。内側の軟白した葉をサラダに。外側はおひたし、バター煮に。

コウサイタイ

フォンツアイタイ。とう立ちした茎、葉、つぼみを食べる。寒さにあうと甘みが出て色も濃くなる。いためもの、おひたし、あえもの、酢のものに。

モロヘイヤ

アラブ語で「王様の食べる野菜」の意味。カロテン、ビタミンB群などのほか、ミネラルも豊富。刻むとぬめりが出る。

コウサイ

アジア型は香菜(シヤンツアイ)、ヨーロッパ型はコリアンダー。
タイ料理ではパクチーともよばれる。どくだみのような独特の強い香りをもつ。

エンサイ

ウオンツアイ。かんしょに似た外観だが、いもをつくらず、茎が空洞になっているので空心菜(くうしんさい)ともよばれる。若い茎葉を汁の実、いためものに。

ロケットサラダ

エルーカ、ルーコラともいう。イタリアでは煮ても利用。パキスタンでは種を油の原料に。ごまのような風味があり、生でサラダに。

ツルムラサキ

落葵(ラオコエイ)。”インドのほうれんそう”ともよばれる。鉄分やカルシウム、ビタミン類などが豊富。ぬめりと土臭い独特の風味がある。

ヒユナ

ツエヌツアイ。若い株を根本から刈りとり、大きくなったものは若い葉を摘みとる。味にくせがない。汁の実、おひたし、いためものに。

マーシュ

英語名はコーンサラダ。葉の形が羊の耳に似ていて、ラムレタスともよばれる。若い葉を株ごと利用する。サラダなど生食用向き。

チコリー

フランス名はアンディーブ。根株を伏せ込み、出てくる萌芽を利用。ほろ苦い味。サラダに、一枚ずつはがしオードブルの器などに。

トレビッツ

チコリーの仲間。日本ではキャベツのように玉になるもののみ。葉が柔らかく苦みがある。料理のいろどりやサラダに。


「野菜図鑑」目次ページへ

「野菜の情報」トップページへ